峠路・・・・言葉から想像すると、たいていの人は乾燥した場所を連想するのではないでしょうか。
ところが峠路なのに、小湿地があり、峠路なのに水の流れさえある・・・・・そんな場所でザゼンソウは生育していました。
目の前を車がビュンビュン通るけれども、誰もこのことには気づかずにハンドル握って通り過ぎて行きます。
小生がこの場所のことを知ったのは、もう30年以上も前のことで、この付近に車を駐めて、別の山を歩いてきた後のことでした。
山から下りて、車のところまで戻りながら、ちょっと閃いて、この場所に足を向けてみたところ、花期の終わったザゼンソウを見つけたのです。
この場所のことがずっと気になりながらも、ザゼンソウを見るだけのためにはここまで遠征できませんでしたので、ここに来ることには不熱心でした。
今回はその”ついで”に恵まれて、ちょうど花の時季にここに来ることができました。
前の木の葉が邪魔 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/d2/b3248ec482cad7f899b9bc33fa95055b.jpg)
前面の葉っぱが邪魔ですね。しかし、水がじくじくしている場所で、おまけに山靴からズックに履き替えてしまっているので、望遠で引き寄せて撮るのが精一杯です。
今度は木の陰で ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7f/04dd4ea004b3fc68fa45585cf084e2f3.jpg)
別のものを探します。こちらの花では、木の背後から撮るしかありませんでした。
下向きのもの ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/4a/0fa448204704dc30aa7438873496a1bc.jpg)
これですと中が覗けません。
全景 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/1c/e57086e49b5a1261c4b5e35e72cd552e.jpg)
ザゼンソウの草の株はあたりにたくさんありましたが、花をつける株はそのうちの一割程度でしょうか。
見本的な姿 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/1b/cd5e88bbba9de4aaad8ab30eccbeef04.jpg)
ザゼンソウという名前からイメージする、それにマッチしたものを見つけました。
本体の株から離れて俯きに ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/39/642a02f11241b1083745546fef97b9c3.jpg)
こちらは本体の株からは大分離れて俯きに咲いています。
無理に起こそうとして・・・・↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/1c/dc3bc92dfb3fbe8a27cf39a2bc364bca.jpg)
俯きのものを無理に起こそうとしたら肉穂花序(にくすいかじょ)が割れてしまいました。
その割れた肉穂花序を手に取って匂いを嗅ぐと、不愉快な匂いがあります。
座禅修行中の”お坊さん”が剥き出しになってしまって、気の毒なことをしました。
良い姿のものをを見つけた ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/b6/d8945b2f731fa9ed023ca637f412ed15.jpg)
近写 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/b1/e524d8b8aa81a6a970320fa0f9641ecb.jpg)
それを近写します。これにて車に戻ることにしました。
未練がましく ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e5/0c9332291d454d82f11496d74b9ba02e.jpg)
帰りがけに最初に見た花を、何とかして違う角度からでもちゃんと撮れないものかと再チャレンジしますが、足場が悪くて何ともなりませんでした。
※以下の記述はwikiからの受け売りです。
開花する際に肉穂花序(にくすいかじょ)で発熱が起こり、約25℃まで上昇するということです。
そのため周囲の氷雪を溶かし、いち早く顔を出すことで、この時期には数の少ない昆虫を独占し、受粉の確率を上げるということです。
発熱時の悪臭と熱によって花粉を媒介する昆虫のハエなどをおびき寄せると考えられています。
全草に悪臭があることから英語では Skunk Cabbage(スカンクキャベツ)の呼び名があるそうです。
開花後には大型の葉を成長させます。
ところが峠路なのに、小湿地があり、峠路なのに水の流れさえある・・・・・そんな場所でザゼンソウは生育していました。
目の前を車がビュンビュン通るけれども、誰もこのことには気づかずにハンドル握って通り過ぎて行きます。
小生がこの場所のことを知ったのは、もう30年以上も前のことで、この付近に車を駐めて、別の山を歩いてきた後のことでした。
山から下りて、車のところまで戻りながら、ちょっと閃いて、この場所に足を向けてみたところ、花期の終わったザゼンソウを見つけたのです。
この場所のことがずっと気になりながらも、ザゼンソウを見るだけのためにはここまで遠征できませんでしたので、ここに来ることには不熱心でした。
今回はその”ついで”に恵まれて、ちょうど花の時季にここに来ることができました。
前の木の葉が邪魔 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/d2/b3248ec482cad7f899b9bc33fa95055b.jpg)
前面の葉っぱが邪魔ですね。しかし、水がじくじくしている場所で、おまけに山靴からズックに履き替えてしまっているので、望遠で引き寄せて撮るのが精一杯です。
今度は木の陰で ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/7f/04dd4ea004b3fc68fa45585cf084e2f3.jpg)
別のものを探します。こちらの花では、木の背後から撮るしかありませんでした。
下向きのもの ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/4a/0fa448204704dc30aa7438873496a1bc.jpg)
これですと中が覗けません。
全景 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/1c/e57086e49b5a1261c4b5e35e72cd552e.jpg)
ザゼンソウの草の株はあたりにたくさんありましたが、花をつける株はそのうちの一割程度でしょうか。
見本的な姿 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/1b/cd5e88bbba9de4aaad8ab30eccbeef04.jpg)
ザゼンソウという名前からイメージする、それにマッチしたものを見つけました。
本体の株から離れて俯きに ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/39/642a02f11241b1083745546fef97b9c3.jpg)
こちらは本体の株からは大分離れて俯きに咲いています。
無理に起こそうとして・・・・↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/1c/dc3bc92dfb3fbe8a27cf39a2bc364bca.jpg)
俯きのものを無理に起こそうとしたら肉穂花序(にくすいかじょ)が割れてしまいました。
その割れた肉穂花序を手に取って匂いを嗅ぐと、不愉快な匂いがあります。
座禅修行中の”お坊さん”が剥き出しになってしまって、気の毒なことをしました。
良い姿のものをを見つけた ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/b6/d8945b2f731fa9ed023ca637f412ed15.jpg)
近写 ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/b1/e524d8b8aa81a6a970320fa0f9641ecb.jpg)
それを近写します。これにて車に戻ることにしました。
未練がましく ↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/e5/0c9332291d454d82f11496d74b9ba02e.jpg)
帰りがけに最初に見た花を、何とかして違う角度からでもちゃんと撮れないものかと再チャレンジしますが、足場が悪くて何ともなりませんでした。
※以下の記述はwikiからの受け売りです。
開花する際に肉穂花序(にくすいかじょ)で発熱が起こり、約25℃まで上昇するということです。
そのため周囲の氷雪を溶かし、いち早く顔を出すことで、この時期には数の少ない昆虫を独占し、受粉の確率を上げるということです。
発熱時の悪臭と熱によって花粉を媒介する昆虫のハエなどをおびき寄せると考えられています。
全草に悪臭があることから英語では Skunk Cabbage(スカンクキャベツ)の呼び名があるそうです。
開花後には大型の葉を成長させます。