ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/10日 春らしい日に戻りました。

2018-04-11 12:18:39 | 草花
昨日は、朝のうちまだ肌寒さが残っていましたが、次第に気温も上がり、室内では20℃を超えていました。
あまり寒い日が続くと、身体が縮こまりますが、暑ければ暑いで、体がだるくなります。

先日名古屋で25℃を超えたいわゆる「夏日」が三日続いたら、そういう状態になり、びっくりしました。
山歩きの中で暑がるのもこういうことだったのですね。

歳を食べてから、「暑い」だの、「寒い」だのと贅沢を言う数も増えてきたようです。
庭で咲く花の進み具合をチェックしました。

アマドコロ ↓

アマドコロは、ぼつぼつと蕾をつけた株が、目につきだしました。



ウラシマソウ ↓

先日藤原岳の六合目付近で、これと同じ種類の株に出逢っています。



オキナグサ ↓

オキナグサの花は、もう終わったものと思っていましたが、小さい株にも遅い花が来ていました。
この花が今年の見納めとなるようです。



オドリコソウ ↓

こちらは、ウラシマソウと一緒に、渥美半島の民宿の庭から、自生のものを貰って来たものです。



カリン ↓

カリンは花を待つ間は長くて、待ち遠しかったのですが、桜と同じように、花の期間が短い花だな…と感じました。



クルメツツジ ↓

このツツジもやっと蕾が開き始めました。



シラン ↓

東京のお友達のところでは、もう花が開いたと聞きましたが、こちらでは周回遅れしているようです。



スナップエンドウ ↓

早く実をつけて欲しいところです。



チューリップ ↓

藤原岳では、これの仲間のヒロハノアマナが、小さいけれども同じような姿をしていました。



牡丹(赤) ↓

日を浴びて朗々と咲いている感じです。



日本桜草(薄い色) ↓


日本桜草(濃い色) ↓

桜草はどちらも、今が真っ盛りという感じになっています。



白牡丹 ↓ 朝09:11分


同じく ↓ 朝09:30分


同じく ↓ 午前10時06分


同じく ↓ 昼の12:25分

一番お気に入りの白花がやっと咲きました。それなのに、これから雨降りで、花びらが崩れてしまいます。
それにしても、「花の命は・・・・・・」短すぎます。
そこで、支柱を立てて、こうもり傘を差し掛けてやりました。
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4/5日 藤原岳天狗岩~御池岳まで春の花巡り その4:藤原岳最高地点の天狗岩から白船峠まで歩く。

2018-04-11 07:20:08 | 草花
田中陽希さんのグレートトラバースというNHK番組を時々見ていますが、今は「日本3百名山ひと筆書き」という壮大な目標にチャレンジしているようです。
まだ34歳と若いのに、(或いは若いからこそ)精神力・体力とも抜群で、愚直に国中を駆け巡っています。

彼の凄さは、山から山への移動もすべて車などに頼らずに自分の足でやってしまうというところですね。
屋久島から鹿児島までの海上移動は、カヤックを自分の手漕ぎで渡るというのですからびっくりの三乗となります。

彼に影響を受けて、小生もなるべく山裾の街道歩きを厭わないようにしています。
これは山行の目的にもよる、形態の違いなのでしょうが、世間で最近流行っているのは、山の登山口直近まで車で乗り付けて、お手軽に山頂を往復して、さっさと車で帰って行く、という、いわばカミカゼ的な登山ということになるのでしょうか。
小生は、そういう山行形態からはできるだけ距離を置きたいと願ってはおりますが、なかなかそうもいかないのが現状であります。

この記事は、山上のカルスト台地から天狗岩を目指す所からのレポートです。

天狗岩までの道 ↓

天狗岩が近づくと、明るい丈の低い樹林帯を歩くようになります。




伊吹山方面 ↓

時折、伊吹山方面の眺望が開けます。




天狗岩 ↓

天狗岩に着きました。あたりは岩がゴツゴツしていてあまり居心地は良くありません。



藤原岳展望丘 ↓

藤原岳の展望丘はここからですと秀麗な山容を見せてくれます。背後に伊勢湾も見えます。



御在所方面 ↓

ここにきて御在所岳方面も見えてきています。

カシバードで山名確認 ↓




天狗岩で一番高いと思われる場所 ↓

何処が最高所になるのかあたりを見回します。やはりこの岩あたりでしょうか。



これにて、山頂を後にし、頭陀ヶ平(ずだがひら)という三角点経由で、白船峠に向けて歩き出します。



御池岳方面 ↓

その昔、鉄塔の立っていた場所で、今はちょっとした空き地になっている場所に立ち寄ると、そこからは御池岳が見えていました。



キクザキイチゲ ↓

もう見ることは無いだろうと思っていた花に、道筋で出会いましたのでちょっとした驚きです。



ヒロハノアマナ ↓

キクザキイチゲに出逢えたのなら、ヒロハノアマナにも出会えて不思議はありません。



頭陀ヶ平への道 ↓

こんなところを黙々と歩きます。



頭陀ヶ平(ずだがひら)の三角点 ↓

頭陀ヶ平(ずだがひら)には三角点が設置されていて、高圧線の鉄塔さえなければ相当な景勝地になっていたと思われます。
鉄骨のデカイ図体は相当威圧的なものでした。



高圧線の向こうに ↓

高圧線の向こうにも立派な山岳景観があります。

北アルプス方面 ↓


伊吹山方面 ↓

これらの山が見える方角を向いてちょっとした休憩タイムを取りました。
休憩後に、白船峠に向けて歩き出そうと立ち上がります。目の前に大きく御池岳も見えています。



御池岳は近いので入りきれない ↓

御池岳は近くて大きく見えているので、今回のカメラでは一枚の画に治まり切れませんでした。

そこでパノラマ ↓

やむなく写真を二枚撮り、パノラマソフトでつなぎ合わせました。このソフトはカメラ購入時についてきたものですが、なかなか良いお仕事をしてくれます。



白船峠に向けて歩き出します。


カタクリ ↓

歩きだしてすぐに、カタクリの今回では初花が出てきました。



鹿の食事痕 ↓

はっきりとした稜線歩きに移行すると、途端に鹿の仕業が出てきます。こうなると木は栄養を吸い上げられずに枯死すると聞いています。



タムシバ ↓

タムシバの花が出て来ましたが、見える角度が都合よくありません。



ブナの樹 ↓

稜線上では珍しい太さのブナの木を見ます。これは鹿の胃袋のターゲットにはならないのでしょうか。



白船峠に着 ↓

稜線歩きに入ってから、15分少々で白船峠に着きました。
コメント (4)
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