ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/20日 藤原岳を孫田尾根から聖宝寺まで その4:多志田山から治田峠への分岐を通り、岩稜急登に向かう。

2018-04-28 07:04:30 | 草花
東藤原の駅前から歩き始めて、6時間が経とうとしているのに、未だ孫田尾根を歩いています。
それだけ道が長いということの外に、草花が豊富なので、今回は拘りを入れて歩いている結果でもあります。

既に途中でちょこちょこと食事らしきものはとっていますが、まだ本格的な大休憩を入れてはいません。

気温が天気予報通りに上がって来ていて、上に着るものは一枚脱いで、半そでシャツだけで、頭は後頭部を日差しから守るように覆いをして歩いて行きます。
高度が上がってきていますので、爽やかさも感じています。

シロモジ ↓

この種類は区別が難しいのですが、これは葉の形からシロモジと判断できました。



カタクリ ↓

尾根上でぽつぽつと出てきます。群生はしていませんので、花を見る都度カメラを構える感じになります。
この花は小生が山歩きの中で花を楽しむ原点になったものですから。



ニシキゴロモ ↓

葉の模様が捨てがたいですね。



白いスミレ ↓

こんな色の白っぽいスミレも出てきました。



タチキランソウか? ↓

これはニシキゴロモか?、タチキランソウか?  タチキランソウの方だと考えましたが、さてどうだか?・・・ですね。



多志田山 ↓

標高965mの頂に着きましたが、眺望は得られず、藤原岳山頂までのただの通過点という感じです。



ミヤマカタバミ ↓

草丈が詰まって高山植物のような姿になっています。



山頂方面 ↓

ここに到り、やっと目指す山頂が見えて来ました。位置の関係で右の方が高く見えていますが、左側が藤原岳の展望丘山頂です。



カタクリ ↓



カタクリの花も日差しを受けて、この時間になると皆、花びらは反り返っています。



ミヤマカタバミ ↓

ミヤマカタバミもある程度のまとまりで出てきています。



採掘の最上部 ↓

あの辺りで標高が1000mを超えるくらいだと思いますが、未だ見上げる位置にあります。
耕して天に到る・・・とは山地の田畑のことでしたが、ここでは重機が我が物顔で動いています。



ダンコウバイ ↓

今まではシロモジが優勢でしたが、ダンコウバイの花も見ます。



カタクリ ↓

こういう姿の美しいものを見かけると、その都度地面に這いつくばって行きます。これでは時間が掛かるわけですね。



治田峠への分岐点 ↓

多志田山と展望丘の鞍部にこの分岐点はあります。これから最後の急登に差し掛かります。
標高差は約200mとなります。



カタクリ ↓

花の色にも濃淡やその他いろいろの要素があるようです。



バイケイソウ ↓

急登が始まった斜面にもバイケイソウが出てきました。猛毒があるということですので、鹿が食べないので、残るようです。



カタクリ ↓

この孫田尾根では見納めとなるカタクリです。



ジロボウエンゴサク ↓

淡い色の花ですね。



ニリンソウ ↓

小生はどういう訳かニリンソウにはあまりこだわりがありません。山に入るとどこででもよく見かける花と感じていて、それはタンポポを見るのと同じような感じ方となっています。



センチコガネ ↓

動物のやや乾燥しかけた糞が落ちていて、そこに甲虫が動いていました。カメラを構えると糞の下に隠れます。 木の枝で糞を返すと姿を現しましたが、死んだふりをしていました。
コメント (8)
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