ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/28日 入道ヶ岳、水沢岳、鎌ヶ岳、雲母峰周回 その5:鎌ヶ岳から最後の頂、雲母峰を目指す。

2018-04-06 07:17:22 | 草花
この記事では鎌尾根の連続して緊張を強いられるところを通過して、岳峠という、いわば鎌ヶ岳の喉元に当たるようなところに着きます。
そこから鎌ヶ岳の山頂を往復して、今度は馬の背尾根を歩いて最終的な峰になる雲母(きらら)峰を目指す部分のレポートとなります。
5年前と比べるとだいぶ体力が落ちている所為で、所要時間が大幅にオーバーしていますが、何とかしましょう。
とにかく暑くて、身体が伸び切っている感じがします。

鎌尾根の岩場 ↓

岩が崩れて足場がざらついて滑るような場所もありましたが、こういう岩場ではおおむね岩がしっかりしていました。



雨乞岳 ↓

尾根上からは時々雨乞岳が見えています。



鎌ヶ岳 ↓

鎌ヶ岳にどんどん近づいていく感じが出てきました。


似たもの同士:
三河の雨生山で見たハルリンドウ ↓


鎌尾根で見たタテヤマリンドウとされるもの ↓

ハルリンドウと、この山域ではタテヤマリンドウとされるものの、区別が良く判りません。
今こうして上下に並べてみると、三河のハルリンドウは青い色が深く、鈴鹿のタテヤマリンドウとされるものは色が浅いという程度でしょうか。やはりハルリンドウと同じもののような気がします。



鎖場 ↓

この鎖場は、横に歩くような感じです。



鎌ヶ岳の岩壁 ↓

”岩石累々”・・・と言いますか、”岩を纏った”・・・といいますか、アルマジロみたいな風に見えました。



岳峠 ↓

岳峠に来て、ここから山頂までピストンすることになります。



鎌ヶ岳の最後の岩場 ↓

標高差は80メートル以内だと思いますが、丁寧に詰めていきます。



鎌ヶ岳の山頂 ↓

遠くから見た時は円錐形に見えて、てっきり山頂は尖って狭いと思っていたのに、そこは意外と奥行きがあって広くなっています。


養老山脈 ↓

春霞の向こうに養老山脈がぼうっと見えます。



御在所岳 ↓


行き交うゴンドラ ↓

目の前には武平峠の窪みの向こうに御在所岳が聳えていて、そこを通うロープウェイのゴンドラが赤く小さく見えています。



工事中の道路 ↓

眼下では何やら大掛かりな道路建設工事中のようです。新東名の高速道路でしょうか。



綿向山と雨乞岳 ↓

北東方面には綿向山と雨乞岳が見えます。



山頂の北側 ↓

山頂の北側の一角にある岩にはこのような漢詩が埋め込まれていました。
冠峰とは伊藤冠峰のことで、江戸時代中期のこの地の文人です。
蛇足になりますが”冠峰”は鎌ヶ岳の別の呼び方でもあります。
埋め込まれているのは彼の著作の漢詩の一部分で:
「美哉冠峰長悠悠 干嵯千春万冬 我其息今此峰」とあります。
意味は「鎌ヶ岳は実に美しい山で永遠に悠々としている ああ千年も万年も 私はこの山上で休息したいものである」ということだそうです。



山頂の神社にお暇 ↓

山頂の神社に御いとまして山を下って行きます。



マンサク ↓

登ってくるときには気づかなかったマンサクの花が目の前に現れます。
随分びっしりと花がついていますね。



岳峠に戻る ↓

再び岳峠に着き、これからは雲母(きらら)峰に向かい馬の背尾根を歩きます。



バイカオウレン ↓

馬の背尾根の一部分でバイカオウレンの花を見ました。



白ハゲ ↓

ここでまた岩の崩れたザレバが出てきます。道は林の際を歩くようになっていました。
日が西に傾きだして、足の先が痛くなっていて、どこかでしっかり休みを取って、その対処をしようと考えながら歩いています。
コメント (8)
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