ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

清田の大樟(せいだのおおくす)の樹下で待ち合わせ。

2015-05-27 09:57:32 | 草花
昨日のことですが、ある用件があり、蒲郡市内に住むお友達と待ち合わせをしました。
その待ち合わせの場所は、蒲郡市北部の清田(せいだ)というところで、ここに国指定の天然記念物である
「清田の大樟」があります。

清田の大樟について、以下はwikiの記述より抜粋・適宜加筆しました。

(引用開始)
このクスノキは源義家が奥州(現在の東北地方)の反乱平定に出陣する際に植えたとの伝説がある古木である。 推定樹齢は1000年。

(下の看板説明書きにあるように)、明治初期までは、この辺り一帯がクスの樹海であったが、宅地や畑の開発が進んだため、ミカン畑などの中に位置する形となった。

枝などの一部が枯れるなどの問題が見られたことから、1998年(平成10年)に岐阜大学名誉教授の樹木医・林進が樹勢などの調査を行い、その助言に沿って、周囲にあるコンクリート柵や石組みなど根の生育の妨げとなるものを除去するなどの保護策を進めた。

また、2008年(平成20年)に近隣の住民などが「清田の大クス愛好会」を発足させ、林名誉教授の助言を受けながら、踏み固められた土を掘り返して柔らかくすると共に石なども取り除き、さらに表土の乾燥を防ぐためにヨシ(これも記事中に写真を出しました。)を敷き詰めるなどの根の生長を促すといった作業をボランティアで行うようになった。(引用終了)

お友達はまさにそのボランティア活動をしているのです。
ですからそこで待ち合わせするのが一番都合が良かったのです。

この日、指導者のような方が見えて、(おそらくその方が岐阜大学名誉教授の林先生だと思いましたが)
ボランティアの方達は黙々と作業にいそしんでいました。
また、地元のケーブルテレビのカメラマンの方が来ていて、取材(ビデオ撮影)していました。

国の天然記念物「清田の大樟」(せいだのおおくす)とそれを守るボランティア活動の様子をを画像でご案内いたします。
















赤丸のお顔の方は地元ケーブルテレビ取材のカメラマンの女性です。↑


これを根元に敷き詰めるのです。↑


立っている方は指導的立場の方


お友達とは、毎年この時期に(年に)、一度だけお会いする間柄なのです。
これで今年の交流は済んだようです。
コメント (2)
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5/21 孫田尾根から山口まで、藤原岳周回 その2:石灰岩の長い稜線を登っていく

2015-05-27 07:25:00 | 草花
のっけから始まった、道の無い斜面とのお遊びは30分ほどを要しました。
いきなりのこの”重筋作業”は身体に相当こたえましたが、この日の前途はまだ長いものがあります。

斜面をこなしきると、今度は一般登山道を歩くことになります。
そこから今回の孫太尾根歩きが始まることになります。

この尾根は長大なもので、お墓のある場所から歩き始めて藤原岳展望丘まで、石灰岩帯の緩慢な登り道で、およそ5時間を要するものとなります。
今回は雨の直後ではなくて地面が乾いていたから良かったのですが、石灰岩質の山道歩きは雨後の場合はとても滑りやすいところなのです。
稜線近し ↓

道なき急斜面とのお遊びタイムは30分を要し、やっとのことで空の限られたところにやってこられたようです。



一般登山道 ↓

少しだけ山を巻いて歩いてから、稜線に乗り上がります。そこにはお墓の前から登ってきた、一般登山道が通っています。以後はこの道のお世話になります。



カンアオイ ↓

道端に素敵な紋様を持つカンアオイが出てきました。根元を見ますが花は見当たりませんでした。



竜ヶ岳 ↓

川を挟んで対面するのは竜ヶ岳で、大きな山塊に見えます。



サンショウ ↓

”木の芽”が若々しく伸びています。



ヒメウズ ↓

こんな姿の花しか見つけられませんでした。



石灰岩の露岩 ↓

いよいよ石灰岩のむき出しになった道に入ってきました。これから後は展望丘の”山頂”までこの岩とお付き合いしていくことになります。



養老山地 ↓

養老山地の眺望とは、この日一日を通して仲良くして行きます。



ヤブサンザシ ↓

ヤブサンザシは二箇所で出会いましたが、花は一輪も見ていません。



オモト ↓

オモトは花軸を一つつけています。



ミミズ ↓

相手はミミズなのに、ここでは一種の優美を感じました。



オカタツナミソウ ↓

「スプリングエフェメラル」と呼ばれる、春の妖精的な花が咲くことで有名になった孫太尾根ですが、今は全く見当たらなくて、夏の花たちが出てきています。



ハクサンハタザオ ↓

岩のもとに細々と咲いています。



丸山着 ↓

車を置いて歩き始めてから2時間半後にここに着きました。丸山の標高は645メートルとあります。
高度差500メートルを所要2時間半ですから、登り勾配は緩慢であると言えましょうね。
(以後は、所要3時間で高度差500メートルですから、もっと緩慢な勾配といえます。)



ヒトリシズカ ↓

ヒトリシズカも花が終わっています。



笙ヶ岳 ↓

養老山地の左側に笙ヶ岳が見えていました。養老山地の最高峰になるようです。



シライトソウ ↓

これは意外でした。この山でシライトソウを見ることになるとは・・・。



オニシバリ ↓

若い実のついたオニシバリを発見。 噛み潰してみましたが、青臭い匂いがするだけで格別に味を感じません。



ヤマツツジ ↓

ヤマツツジを見ますが、ここでは遠くから眺めるだけにします。



フタリシズカ ↓

フタリシズカでしたら花に間に合いました。
コメント (2)
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