ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/30日 作手(つくで)の竜頭(りゅうず)山 その4:危険箇所 岩尾根上のテラスまで行ってみる

2013-12-07 06:40:52 | 草花
特定秘密保護法案

「いつ通すの?」
「今(のうち)でしょう!」

で、昨晩ついに通っちゃいましたね。

多数決が民主主義の根本原理であるとしたら、(選挙の制度設計の不備がある以上は)国会議員だけの多数決で物事を決めるのは基本部分でボタンの掛け違いをしている可能性もありますね。
国政の代議制度の必要性は充分に理解しているつもりです。

ですけれども、そもそもその代表者選びの仕組みが裁判所から「憲法違反」の状態だと指摘されて長い年月経っているのに、未だに自分たちのあり方すらもまともに正せない議員集団に国政を託すのはおかど違いなのかもしれません。

今年のもう一つの流行語に「お・も・て・な・し」がありましたが、これは「表無し」とも取れますね。
つまり、渡る世間は「裏ばかり」って言うことかもしれません。
師走の風をより一層冷たく感じる出来事になりましたね。

羽生選手の快挙を観た直後にこんな気持ちにさせられてしまいました。


気を取り直して竜頭山のレポートを致します。

樹間の紅葉 ↓

視界の良くなかった二等三角点の山頂をあとにして、危険とされる岩棚を目指すことにします。未だ尾根道が続き、南側には紅葉が樹間から見えています。



ミヤマシキミ ↓

ここでもミヤマシキミの綺麗な実が時々現れます。



尾根道の分岐点 ↓

尾根道が分岐して、ここから危険とされる岩尾根に分けていきます。今回はピストンしてもう一度この場所に戻ってくることになります。



岩尾根の始まり ↓

大竜頭への道に入るところでこんな案内が出てきます。少々緊張感を味わいます。



岩尾根を下る ↓

潅木の間の岩尾根を下っていきますが、木がありますので、それにつかまれる安心感があります。



この岩を裏から登る ↓

大竜頭の最後の部分です。一旦鞍部に下りてこの大岩部分を裏から登ります。
足元はしっかりしていますが、急傾斜ですからしっかり身の確保に心掛けながら歩を進めます。



身に沁みる案内 ↓

ここでも注意を促されます。未だ身に迫った危険は感じませんが、未知の場所ですので緊張感は持って臨みます。



ドウダンの紅葉 ↓

緊張感の中に、陽だまりで輝くドウダンを見ます。しかし、まだ危険箇所の途中ですので長くは拘りません。



ヒカゲツツジ ↓

岩場のツツジ・・・・・ヒカゲツツジがここでも出て来ました。



(ヒメ)イワカガミ ↓

イワカガミ、ヤマイワカガミ、コイワカガミ、ナンカイイワカガミ、ヒメイワカガミといろいろあって、はっきりと区別は出来ませんが、これは(どうやら)ヒメイワカガミのようです。



大竜頭の山頂 ↓

たどり着いたところは、そこに小さな祠を置いたのでしょうか、ひと坪ほどの平らな空地が有り、その周りに石垣が有り、周囲に石像が置かれています。ここでお参りをします。
問題はこれから先の岩尾根の急傾斜の下り部分ですね。




”現場” ↓

この場所で6年前に転落死亡事故があったようです。こんな表示を一人で読むと結構緊張するものです。



絶景!

でもその岩尾根を降りて良かったですね。願ってもない展望が待っていて呉れました。
時刻は10時8分、登山口からおよそ2時間でこの景色に接することができました。
三河の懐かしい山の向こうに南アルプスがしっかり見えています。



南アルプス北部の峰々 ↓

山の連なりとしては日本最高位の南アルプスの白根三山が姿を現しています。



愛知県の奥 ↓

県内最高峰の二つの峰が見えています。



南アルプスの中部と手前に大鈴山 ↓

南アルプス中部の迫力ある荒川岳・赤石岳・聖岳が見えていて、手前に三河の大鈴山が山懐に鹿島山を抱え込んで聳えています。




赤石岳・聖岳と大鈴山・鹿島山 ↓

部分拡大してみます。 赤石岳と聖岳の稜線は手前の大鈴山に隠されています。
一番手前には鹿島山がありますが、山体は大鈴山に飲み込まれてしまいます。



平山明神山と背後に南アルプス南部の峰 ↓

奥三河の岩山の背後には南アルプス南部の峰々が並んでいます。



遠州の竜頭山と三ツ瀬明神山 ↓

三河の竜頭(りゅうず)山から遠州の竜頭(りゅうとう)山が見えました。その右には11月初めに歩いた三ツ瀬明神山が見えます。
コメント (8)
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