ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/30日 作手(つくで)の竜頭(りゅうず)山 その7(最終):締めくくりは川の浅瀬を歩いて渉る

2013-12-10 06:49:47 | 草花
旧作手(つくで)村の竜頭山のレポートはこの記事が最終になります。

2005年の市町村合併によって、新城(しんしろ)市と鳳来町それにこの作手村が合併して"新城市"として発足したものですので、作手村という呼び方は正しくはないのですが、昔の癖が残っていてつい作手村と呼んでしまいます。
その作手の一番奥に位置しているのが守義(もりよし)地区で、今回の竜頭山はその南に聳えていました。

小生は20年以上昔には、この山の沢を薬草採取のために何本か登っていて、親しみのある山でした。
久しぶりにこの山に来て、ぜんぜん違う面を見て、そのことに面食らいました。

今回歩いた最後の部分のレポートですが、全く未知のところを沢に沿って下りて行きます。
当面目指すのは下を流れる当貝津川ですね。
しかし、この川に橋がかかっていないので、どういう風にしてそこを渡るか思案しながらの下りとなりました。

下降点 ↓

木に赤い鉢巻がしてありました。尾根歩きもこの辺を潮時にして、この場所から分岐することにします。



山を巻いて歩けない ↓

当初の計画では山の中腹をヘツリ、回り込んで西進するつもりでしたが、山の斜面が急すぎてとてもへつれません。そこで紅い鉢巻テープを頼りにして枯れた沢を下ることにしました。



川面が見えた ↓

枯れた沢に沿って下り始めて川の瀬音が段々大きくなり、15分後には水面の見える場所に下りて来ました。



川に沿って西進 ↓

川に沿って西進するのは計画通りですが、その川を何処で渡ろうかと思いながら山の裾を未だ巻きながら歩いています。
その間に川に注ぎ込む小さな沢を何度か越えて行きます。



ここで渉って置けばよかった ↓

時々川の岸に降りて、「向こう岸に渉ろうか?もっと良い場所があるのではないか?」・・・と躊躇っています。結果的にはこの場所で渉るのがベストだったような気がしました。



カワガラス ↓

久しぶりにカワガラスを見ました。この鳥は水の中に潜って川底を歩くそうです。
小生がこの場を離れても未だじっと動かずにいました。



小滝 ↓

渡渉の場所を捉え損ない、業を煮やして水に入ったのはこの小滝のすぐ上部でした。
滑らないように靴のまま入りましたが、水深が意外に深くて、膝は没し、足捲りしたズボンも濡れてしまいました。



渡渉地点 ↓

川底の岩がぬるぬるしていたのは計算外でしたが転ばぬように気をつけて、何とか渉り終えました。
水の温度はそれ程差し迫って冷たくは感じませんでしたね、これは幸いなことでした。



渉った此方岸から ↓

岸について川面を振り返ります。背面の上部はアスファルト舗装の広い公道になります。



国道歩き ↓

国道420号線を少しだけ歩きます。



主不在 ↓

国道沿いで主不在の小祠がありました。おそらく地蔵尊でしょうね。
罰当たりものが持ち去ったとしか思えません。



国道から分岐 ↓

ここを左折して作手村村内に入る県道を歩きます。もう車を駐めた場所までは300mくらいしか有りませんが、ここまで来たのですから、寄り道して滝見物でもしていくことにしました。



鳴沢の滝の”おしながき”? ↓

落差は15mのようですね。



境内の祠 ↓

滝ですからお祀りしてあるのはお不動様でしょうか。カエデの枝に残った紅葉も綺麗でしたが、散った葉も地面に夢のように敷かれていました。



鳴沢の滝 ↓

案内看板に「幽谷」という言葉を使っていましたが、あたりの雰囲気を表わす適切な表現だと思いました。滝もこじんまりとしてはいますが、堂々たるものでした。



鳴沢の滝 ↓

滝の上部には県道35号線の橋が架かっています。



鉄の階段 ↓

滝見の東屋まで行く遊歩道には鉄の階段がついていて安全に近づくことが出来ます。



県道沿いの柿の木 ↓

こういう眺めはいかにも山里の風物詩的ですね。



総歩数 ↓

今回も歩数は伸びませんでした。しかし、数字以上にかなりの疲れを感じましたね。

コメント (8)
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