ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/4日 恵那山 黒井沢道往復 その4:コヨウラクツツジ タケシマラン バイカオウレン タカネザクラ

2013-06-13 07:27:57 | 草花
ダニに食われて、感染症に罹り、命を落とされた症例が国内で12件になったそうですね。
これは山歩きする人間にとっては恐怖でありますね。
小生はこれまで、山歩きをしてダニに食われたことは十数度になりますが、今まではそういうことを知らずに、運よく命が助かってきていましたが、感染症のことを知ったからには、他人事ではなくなって来ました。
そこで笹薮漕ぎの時には肌の露出を極力抑えておくことに心掛けました。
それなのにこの山で、ダニに食われ、4日後の東三河の山でも、大した藪漕ぎでもありませんでしたが、また、ダニに食われてしまいました。
この場合一番大切なことは、勿論噛まれないことなのですが、もしもダニに噛まれたら、そのときにすぐ気づくということだと思いました。
噛まれてすぐならダニの除去が簡単です。そして、悪い血の絞り出し、消毒ができます。
ところが、噛まれたことに気づかず、時間が経つと、ダニが皮膚内に食い込んできます。
こうなると厄介で、ダニが皮膚から取れないし、無理にはがすとダニの身体の一部が皮膚内に残ってしまいます。
そしてなによりも、恐ろしい病原菌が、体内に侵入するということになります。
二回目の、4日後に噛まれたときには、その場では気づかず、帰宅後に気づきましたので、そのときには皮膚内に入られてしまいました。
そのダニの除去は、、火のついた蚊取り線香を押し付けてなんとか成功しましたが、悪い血を全部は絞り出せず、噛まれた部分が相当腫れて、しこりとかゆみが残ってしまいました。
今日で5日目ですが、腫れが引いてきていますので、どうやら収まりそうだと思っていますが、命が掛かっていることですので、ダニに噛まれないいでたちを再考察しなければなりません。

恵那山のレポートを続けます。
ナナカマド ↓

ここは亜高山帯に入ってきています。これはタカネナナカマドかふつうのナナカマドかどちらでしょうね。



コヨウラクツツジ ↓

花のような、実のような・・・・・・これでも花です。


タケシマラン ↓

見映えのしない小さな植物ですが、花の割には、大きさも・赤い色もしっかりした実がつきます。



イチヨウラン ↓

笹刈りに遭い、日光激射をもろに受けて、滅亡寸前の姿です。ダメモトと思い、応急措置をしておきました。もう一度行って、事後の様子を見て、適当と思われる場所に移植するべきかもしれません。


宮標石 ↓

岐阜県から歩き始めていつの間にか長野県内を歩いて来ましたが、ここでまた県境に来ました。ここから先は恵那山の主稜線である、岐阜と長野の県境を歩くことになります。



山頂方面 ↓

恵那山の山頂そのものは見えていませんが、山頂のある山体は見えてきました。



バイカオウレン(群生) ↓

普通の年ですと、GWに花を見られますが、今年は遅くに降った雪が残り、今頃にこの花が見られます。「少し遅いかな?」とは感じましたが、バイカオウレンの花の群舞が見られています。



バイカオウレン ↓

六月に入ってこの姿を見られるとは思っていなかっただけに、今回の幸運を素直に喜んでいます。



バイカオウレン(近写) ↓

この後に笹薮漕ぎをして、ダニに取り付かれたようです。時間が経ってから左足の脛に、チクっとした痛みを感じ、ズボンの裾を捲ると、ダニが皮膚を噛んでいました。早速除去してムヒを塗ってこれは処置が早かったので、腫れるまでもありませんでした。



広河原道と合流 ↓

笹薮漕ぎが終わり、、ここで、広河原からの道と合流します。この広河原からの道が今では恵那山登山の主流になっています。



ツルツゲ ↓

ツルツゲの花の蕾が付いています。



ゴゼンタチバナ ↓

恵那山で見る数少ないゴゼンタチバナの株ですが、まだ蕾も見えていません。葉が4枚では花をつけられないようですから、今年は花を付けないようですね。



ツルリンドウ ↓

こちらは去年の秋からの実をまだつけています。



タカネザクラ ↓

タカネザクラは、頂上付近の稜線のところどころで、今咲いていました。


ショウジョウバカマ ↓

三重連・・・・花にはやや遅い感じでしたが、稜線上で何度も目にしています。


ハクサンシャクナゲ ↓

たしか「ケナシハクサンシャクナゲ」だと思いましたが、花はこれから後になります。
コメント (10)
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