ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/8日 東三河の雨生山 懐かしい人との山行 その1:富士山に到る最初の一歩はこの山から

2013-06-16 06:59:50 | 草花
この8日に、よく出掛ける東三河の雨生山を歩いて来ました。
久しぶりにメンバーは総勢三人ですが、そのお方は小生のサラリーマン時代の若き上司であった方で、すべてについて実に有能なお方でした。
小生が会社を退めてからは、手紙の挨拶が年に一度程度なされてこの10年が経過してきた程度でしたが、そのお方が、「ある記念」にご夫婦で富士山を登りたいとのことで、そこまでの体力づくりに、小生の水先案内が欲しいとのことでした。
懐かしい方からのご要望、お誘いですので、小生は喜び、同行を約しました。
それで、「始めの一歩」は何処にするか考えましたが、花の楽しみのある東三河の雨生山にし、花を楽しみながら歩いて、ご夫婦の体力の現状を探ることにしました。

時間的に短い山行でしたので、このシリーズは3回でお仕舞いにします。
雨生山の姿 ↓

山を下ってから雨生山の山体の見える場所がありました。その位置とは東名高速道路を潜ったところで、宇利トンネルを名古屋側に出た場所です。



歩行行程図 ↓

車を置いた場所から反時計回りに一筆書きしています。
歩行距離は5.55km  歩行時間は3時間18分  歩行総数は10189歩でした。



歩行部分の鳥瞰図 ↓

歩き始めが標高107m、最高点が雨生山山頂で313m、下山地点が85m、そして車を置いた場所まで車道を登っていくというコース取りとしました。



駐車地点 ↓

宇利峠側には適当な駐車場所がありませんので、林道の入口で他の車の出入りに支障の無さそうな場所を選んで停め、ここで仕度を整えます。



宇利峠 ↓
 
ここが国道301号(浜松-新城-豊田)の宇利峠で、雨生山にはここから登山道が二本派生しています。



林道を行く ↓

林道歩きをして、山頂を目指すことにしました。前夜は雨が降り、道からは水蒸気が立ち昇り、そこに朝の光が差し込んで、幻想的に見える眺めが出来ています。



ナツノタムラソウ ↓

道にアキノタムラソウに似たものが出て来ました。路面上に生えているということはこの道を通る人の数が少ないということに他なりません。
さて、この時季に咲いているのでナツノタムラソウのほうかと思いますが現地では確証を得られませんでした。家で図鑑の記述と照合して、この花はナツノタムラソウのほうだと納得出来ました。



ウツボグサ ↓

これも道の真ん中近くで咲いています。花の保護のためには、この林道がいつまでも登山者にとってはマイナーな道であり続けて欲しいものですね。
この花は、亡き父母の思い出に繋がる花で、小生にとっては大切な花となっています。



ササユリ(蕾) ↓

ササユリは、今回こそ咲いているはず・・・と充分に期待してこの山に入って来ました。
最初の国道歩きでもササユリの株を見ましたが、それは花の色を宿した蕾が最初のお目見えでした。



ササユリ(綻ぶ) ↓

この際花の進行順に並べておきます。 ほころび始めはこんなボッテリ感をもって居ます。



ササユリ ↓

ササユリのきちんと開いた姿が出て来ました。ここでは花の色の薄いものから濃いものまで、それぞれ個性的に咲いてきています。


ササユリ(コーラス) ↓

日当たりの良い場所で、二輪揃って朗々と咲いてきています。この花は受粉を媒介する蛾の活動する夕方と早朝に芳香を撒き散らすようですが、この時間でも充分に良い香りを嗅ぎ分けられました。



テリハノイバラ ↓

テリハノイバラとノイバラの見分け方もなかなか微妙なものがあります。
曰く、花の大きさであったり、曰く葉の艶であったりします、しかしそういう見方は違う二つを左右に並べてから初めて判明するようで、一つだけを見たのではこれが何であるのか、大変悩ましくなります。
一昨日、孫の散歩で、線路側で咲いているノイバラと、記憶に止めていた写真の姿を比べてみて、これはどうやらテリハノイバラのほうだと判断しています。 

 
コメント (8)
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