久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

いろいろな経験、あれこれ・・・考えること、あれこれ

2011-12-07 17:07:51 | Weblog
 本当にいろいろなことがあります。いろいろな人に会い、いろいろな経験をします。
 その時々、いろいろ考えるのが大変ですが、何とも楽しい人生かなと思ったり。30才過ぎてから、私の人生は花開いたのかな?と思ってみたり・・・の今日この頃です


 12月の18日、日曜の朝9時、地方局ですが、RKBラジオに出演します。というか、11月17日にすでに録音したのですが。林田スマさんの「ハートフルトーク」という番組です。突然電話がかかってきて、西日本新聞の経済欄の「人」に載ったのを見て、ビスネット10周年という話をしてくれ、とのこと。
 スタジオまで出かけて行きました。お相手はよく知っている、林田スマさん。どのくらいの時間でしょうか、20分ぐらいですか、会社作って10年間のこと、どのようなビジネス展開をしてきたか、信条など、スマさんが上手に聞いてくださるので、すらすらと話すことが出来ました。
 さてどんな番組になっているか・・・お時間がある方は聞いてみてください


 11月22日は、2,3か月に1回開催している女性経済フォーラムの日でした。今回で86回目。1995年から続けている会です。今回のテーマは「日本はどうする、これからのエネルギー」、講師は九州大学大学院工学研究院エネンルギー量子工学部門の出光教授でした。
 どうしても今年中にこのテーマで話を聞き、影響力のある会員の方々に考えていただきたかったので、超忙しく日にちがない、と言われる先生に無理にお願いして開催することにしたのです。
 というのも、あまりにもマスコミの論調や一般人の考え方が、原子力は怖い、放射能は悪い物、怖い物、結果、原子力発電はNO、というような考え方になっているようで、本当にこれからの日本のエネルギーを考えた時に“そうでいいのですか?”とだれかが言わなくてはいけないと思ったからです。

 講演の内容は、福島原子力発電の現況、処理の状況、放射線の現状、どのように除去作業を進めているか、そして、日本のエネルギー事情、本当に風力や太陽光で日本のエネルギーが賄えるのか。再生可能エネルギーを中心に考えた時、それを補完する火力発電の燃料を今後も世界から買い続けることが出来るのか、食糧も6割近く輸入、それらも買い続けるお金が日本にあるのか。エネルギー代が高騰すれば企業は疲弊する、物の値段は上がる、高齢社会、若年労働人口減少社会をどうやって乗り越えていくというのでしょうか。
 このようなことすべてを考えて原子力をすぐ止めろと言っているのでしょうか、反対の方は。もう少し冷静に考えて議論しましょうよ、エネルギー全般のことをしっかり考えた上で判断をする、というのが私の考えです。
 今回出席した会員は、皆、知らなかった、考えさせられたと言っていました


 さて、26日は午後から半日、消費生活アドバイザーの2次試験の面接官を務めました。今年で5,6回目になるでしょうか。まだあまり詳しくは書けませんが(合格発表は2月なので)、このところの傾向を1つ2つ。
 この資格は経済産業大臣の認定資格で、昭和55年に始まり昨年30周年でした。最近の傾向は男性の、また現役で仕事をしている受験者が増えたこと。それまでは女性の受験者が多かったのですが、一昨年から男性が抜きました。
 2次の面接は、1次試験に合格した人に対して、3名の試験官が1人の受験者に20分質問をする形式です。午前中に論文試験があり、論文と面接、両方を評価して、最終合格を決めます。
 今年は特に私たちのグループでは(今年は全体を4グループに分けて面接があったのですが)、優秀な人が多く、それも型どおりの回答ではなく、この資格をどのように生かしたいかをしっかり語れる人が多かったのにはびっくりしました。
 これから益々、消費生活アドバイザーの資格は重要になってくると思います。特に企業内でも必要とされる資格だとずっと確信していましたから、嬉しい傾向です


 次の日27日日曜日は午後からあすばるフェスタに行ってきました。毎年この時期、県の男女共同参画センターあるばるでは、いろいろな催しが開催されます。 
 私は、今回北京JAC主催の「山川菊枝の思想と活動 映画上演と監督トーク」に参加しました。山川菊枝、名前は知っていましたが、同時代の女性、与謝野晶子や平塚らいちょうに比べると、ずっと名前を聞く機会は少なかったと思います。
 しかし、今回生い立ちから活動、思想、信条を写真、証言、資料などから作られたドキュメンタリーを見ると、リベラルでバランスのとれた素晴らしい女性であることが分かりました。女性労働と家庭の問題、女性の自立について活動し、与謝野晶子たちと論を張ったというのも大変興味深いものがありました。
 今回この先輩女性の思想を勉強して、やはり女性の経済的自立は重要だと思いました。


 12月1日、福岡市の環境審議会がありました。福岡市の環境の委員会には、随分前から3,4委員会に出ており、勉強もさせていただいておりましたが、1年ぐらい前から環境審議会にも係わることになり、市全体の環境政策が分かっていい情報源にもなっています。
 メンバーは、大学の先生、市議会議員などが多く、消費者や市民としての意見をいうメンバーは2名ほど。ですから、あくまでも市民がどう考えるかという視点で発言するようにしています。
 それにしても、2050年を見据えた環境計画や福岡市の多様性生態系の議論は大変です。県も市も環境関係の委員会の座長をされているA先生の会議は多く、緊張の会議です。進行や内容はとても勉強になりますので、積極的に参加するようにはしていますが、何しろ集中力のいる会議は疲れます。今回の審議会も2時間半、しっかり鍛えられました。
 他の委員会もそうですが、教育、経済、中小企業関係、男女共同参画、環境、商店街などなど多岐にわたる会議の勉強は大変ですが、発言される専門の先生の意見は参考になりますし、それぞれ委員会で委員長をされる先生の進行も大変勉強になります。行政職員を含め、幅広い人脈もできますので、チャンスを与えていただいてありがたいことだと感謝しています。それにしても事前の資料読みは大変です


 そんなこんな・・・会社の仕事も山ほど、アイディアを出すことも山ほど、決断することも山ほど・・・何とも充実していますが、忙しい日々です。 


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