昨年から百田尚樹氏の本を次々読んで、すっかり百田ファンになり、「海賊になった男」も大好きな作品ですが、「永遠の0」も素晴らしい作品だと思っていました。
待ちに待った「永遠の0」の封切りでしたが、本を読んでいるだけに映画はどのように描くのだろう、戦闘場面などどうするのだろう、などとワクワクしながら見に行きました。
別々に見た夫とはちょっと感想が違うのですが、私は良く出来ていたと思います。今はCGを使ってどうにでも出来るのでしょうね。戦艦にしても空の戦闘場面にしても大変リアルで臨場感がありました。
しいて言えば、映画は少しドラマ仕立てに偏っているような気がしました。ですから大石の回想である宮部の妻との場面が長過ぎる感じ。もっと先の戦争自体、日本海軍の指揮や判断の問題、さらに日本の軍隊・政府の判断の誤りなどにウエイトを置いて描いてもらいたかったなー、というのが私の感想。
本にはこのあたりがとても良く描かれていました。本を読んで随分考えさせられました。 私たちは第2次世界対戦の詳細については教えられていません。戦争だから仕方ない面はあったのかもしれませんが、いかに軍隊に「人の命」という考え方が欠落していたか、戦争終盤の特攻隊を起草した考え方がいかに正気を逸していたか、などなど、私たちはもっと先の戦争を検証してその上で日本人のアイデンティティを作っていかなくてはいけなかったのではないでしょうか。
詳しくは知りませんが、ドイツはナチの歴史をしっかり洗いざらい出して検証して、戦後のドイツを作ってきたのではないでしょうか。
千円でこんなにいい映画が見れるなんて嬉しいことです。久しぶりに映画が終わってサザンの音楽が流れ字幕が出ている間も余韻に浸っていました。(普通は終わったらすぐ出ます)
PKOにしても爆弾支援にしても、さらに改憲についてはもっとしっかり考え方を説明し、議論に時間をかけてほしいと思います。独裁的な、数の論理で短い時間の中で決めてしまうことだけはやめてほしいと思います。やはり改憲するのであれば先の戦争をもう一度検証し、反省するところから始めてはどうでしょうか、と思う今日この頃です。
今年もお世話になりました。読んでいただいた方ありがとうございました。来年もボチボチ書いていきます。よろしく。では良いお年を。see you・・・
待ちに待った「永遠の0」の封切りでしたが、本を読んでいるだけに映画はどのように描くのだろう、戦闘場面などどうするのだろう、などとワクワクしながら見に行きました。
別々に見た夫とはちょっと感想が違うのですが、私は良く出来ていたと思います。今はCGを使ってどうにでも出来るのでしょうね。戦艦にしても空の戦闘場面にしても大変リアルで臨場感がありました。
しいて言えば、映画は少しドラマ仕立てに偏っているような気がしました。ですから大石の回想である宮部の妻との場面が長過ぎる感じ。もっと先の戦争自体、日本海軍の指揮や判断の問題、さらに日本の軍隊・政府の判断の誤りなどにウエイトを置いて描いてもらいたかったなー、というのが私の感想。
本にはこのあたりがとても良く描かれていました。本を読んで随分考えさせられました。 私たちは第2次世界対戦の詳細については教えられていません。戦争だから仕方ない面はあったのかもしれませんが、いかに軍隊に「人の命」という考え方が欠落していたか、戦争終盤の特攻隊を起草した考え方がいかに正気を逸していたか、などなど、私たちはもっと先の戦争を検証してその上で日本人のアイデンティティを作っていかなくてはいけなかったのではないでしょうか。
詳しくは知りませんが、ドイツはナチの歴史をしっかり洗いざらい出して検証して、戦後のドイツを作ってきたのではないでしょうか。
千円でこんなにいい映画が見れるなんて嬉しいことです。久しぶりに映画が終わってサザンの音楽が流れ字幕が出ている間も余韻に浸っていました。(普通は終わったらすぐ出ます)
PKOにしても爆弾支援にしても、さらに改憲についてはもっとしっかり考え方を説明し、議論に時間をかけてほしいと思います。独裁的な、数の論理で短い時間の中で決めてしまうことだけはやめてほしいと思います。やはり改憲するのであれば先の戦争をもう一度検証し、反省するところから始めてはどうでしょうか、と思う今日この頃です。
今年もお世話になりました。読んでいただいた方ありがとうございました。来年もボチボチ書いていきます。よろしく。では良いお年を。see you・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます