久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

ibbに感謝!

2015-09-10 14:08:05 | Weblog
 今月2日は、ibbの「ib be united party2015」がありました。5年ほど前からでしょうか、ibbの卒業生を中心に交流会が開催されています。

 ibbとは?何を隠そう、ビスネットの原点、恩人、足を向けて寝れない、そう、2001年創業から2年半、ベンチャー支援のオフィフを提供してくださった会社です
 廣田商事という不動産会社の廣田社長が、自社のビルを生かして、福岡のため、創業する人たちのために安い家賃で2年間オフィスを貸してくれるという事業です。
 ビスネットは、このオフィスがオープンした2000年暮れから入れていただいたというご縁で、15年のお付き合いをさせていただいています

 銀行をやめて数か月で創業準備を進めていく中で、私はオフィスがとても大事だと思っていました。名もない小さな会社がこれから仕事を取っていく時、名刺に天神という住所が書けるということはそれはそれは大きなプラスだと思ったのです。
 2000年の11月頃でしたでしょうか、たまたま新聞でibbのベンチャー支援オフィスのことを知り、早速電話をし、面接を受けたのを覚えています。
 面接では会社を始めた3人で1時間ぐらい粘ってやっと入れていただくことになりました。その時の嬉しかったこと
 「自分たちのオフィスが持てる」これから会社をやろうと思った時に、どれだけモチベーションが上がったことか、と同時に何とかやり続けなくてはいけないと思ったものでした。

 このオフィスのいい所は、安い家賃で貸していただけることもですが、仲間がいるということ(2フロアーに10ぐらいのベンチャーが入っていたでしょうか)、そして、定期的に事業報告会をしたり、お互いに刺激し合えるところもとてもありがたかったです。
 共有の応接室があったり、セミナーを開催出来る会議室を借りれたり、そして、何と言ってもロケーションがいいこと。兎に角動くのに時間・経済的に無駄がない、これは資金力のないベンチャーにとってはとても救いになりました。

 そのようなありがたい支援を受けながら、2年半。やっとここから独り立ちして、今のオフィスに移ることが出来るようになりました。

 前置きが長くなりましたが、ibbの卒業生の中でも古い方だからでしょう、この日のパーティの最後の挨拶の前に卒業生代表として挨拶をさせてもらいました。

 このところ毎年このパーティの参加者が増えて、この日も200名の方々が口を揃えて広田社長に感謝し集まりました。
 パーティの初めに上場記念スピーチをされた(株)ヘリオスの鍵本社長の話も立派でした。また最後にされた(株)エムビーエスの山本社長の挨拶も素晴らしかったです。彼ら30代ですよ。いいですねー、若い人がとても礼儀正しく熱意を持って語る姿って。

 15年間の廣田社長の素晴らしいところは、今回のパーティのテーマでもあった「変わらぬ姿勢」これに尽きます。オフィスを提供するだけではなく、ベンチャー企業のその時その時にあった支援をしてこられたこと。今はIPOを目指す企業支援にも力を入れていらっしゃいます。
 「変わらぬ姿勢」いい言葉ですねー。私も人として、そして会社としてこれが大事だと思います。
 
 このパーティの収穫はたくさんありましたが、若い人の元気でがんばっている姿を見て、刺激になりました。足元にも及ばない小さな会社ですが、兎に角続けていこう、もっとしっかりとした会社にしていこうと心を新たにしたパーティでした


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