基本的にはなんのクルマか、ほぼ100%当てられるieなのですが、
古いクルマ...しかもランプ類で差別化を図るような兄弟車ともなると、
さすがにその違いをもう忘れがちです。
ということで、前回の430型グロリアに続いて、今回はさらにひとつ前の世代、
330型グロリアです。
正直、これ、セドリックか、グロリアか、どっちか迷いました...。
精一杯記憶を辿り、ああ、連続してるランプなので、これはグロリアだ、って思い出しましたけど、
それ以上のこと...これが前期なのか後期なのかを思い出すのは、ちょっと大変でした(汗
ええと、これ前期型であってます?(汗
というわけで、この個体は、330グロリアの4ドアHT、グレードは「SGL-E」。
なお、厳密に言えば4ドアHTモデルは「セダン」ではないのですが、
この「セダン蒐集癖(しゅうしゅうへき)」では、
類型としてのセダンボディや、スバルR2やVWビートルのような「2ドアセダン」まで、
幅広くカバーすることにしています(しかも投稿日前後に撮影して、ナンバー付きのもの)。
なので、4ドアHTも、セダン蒐集癖の対象にしております。
このコーナーでは以前、330の(セドリック)セダンは取り上げておりますが、
それにしても、今見るとずいぶん抑揚のあるデザインですよね...。
バンパーはボディのデザインに溶け込みつつある時期ですが、思い切りメッキ・バンパー。
そしてリアドアのウインドウも、下端部がすごい勢いでキックアップされています。
5ナンバー枠いっぱいの4.7m×1.7m以内のボディですが、
それを感じさせない押しの強さとボリューミィな造形が今見ると新鮮ですよね。
230型の正常進化版ともいえるデザインかもしれません。
ダンツー調の内装、ボッチのついた家具調の、「沈むだけの単に柔らかいシート」に身を預け、
あまり回りたがらない、ひゅるひゅると音立てるL20エンジンのノートに耳を傾け、
窓全部あけてBピラーのない解放感を味わいつつ、
オートマでだらーんと乗るのもかっこいいなあ。
>>なんとなく、いまの「華流デザイン」を持つセドグロの後継車「フーガ(の2代目)」が、
この妙に抑揚のあるデザインを持つ330型を思い出させるんですよね。
>>いつもながらのことなのですが、こういう国産旧車をしれっと流すように乗るのも
かっこいいなーなんて思ってしまいます。
>>330型だと、刑事ものドラマではどれがもっとも「らしい」のかな?
「大都会PART3」?「西部警察」は当然だよねw