クリスティの"Lord Edgeware Dies" も廉価版がありました。
でも、"Partners in Crime"と同じく、クリスティらしくない表紙なので、これも別の本からの借り物かも。
電子化がちょっとおかしくて、時々文の途中で不要な行が入ってます。
他にも何冊かあるKindle版はどれも同じような状態のようです。
ちゃんとしているのはこの正規版だけらしい。
"Lord Edgeware Dies"は多分日本語でも読んでなかったと思うので、時々変な改行があるくらいならまあいいかとこの安いバージョンで読んでます。
"Partners in Crime" もちょっとここ一行空いているのは変じゃない?と思えるところがありますが、文の途中で切れていることはないので、あまり気になりません。
これも純正品のこのバージョンはだいじょうぶ。
どちらも読めないということはないんですが、先にサンプルを読んでみてから決めた方がいいかもしれません。
"Partners in Crime" は"The Secret Adversary" で活躍したトミーとタッペンスが結婚して数年後という設定。
平穏でお金の心配もない生活にちょっと飽きたタッペンスが、何か起こらないかなあと贅沢な悩みを言っているとトミーがこういいます。
Is it me or the money that palls upon you?
pall は「棺」とか「陰鬱」という意味。
"pallbearer" 「棺を担ぐ人」ということばで目にすることが多いかな。
動詞の"pall" には「興味を失わせる、飽きを起こさせる」という意味があります。
この意味ではもう何度もメモしているのに、次に出会うとまた忘れているという、よくあるパターン。
トミーは「君が飽き飽きしているのは僕それとも金?」と聞いているんですね。
会話ではもっと簡単に"get tired"で言えちゃいそうだけど。
知らない事を お教え頂き
深謝
ところで、コロナ禍に入ってから新作映画やドラマ情報のチェックをほとんどしなくなったのですが、15日からケネス•ブラナーのポアロの新作が公開されるのですね。ナイル殺人事件からあまり間が空いていないような。「ベネチアの亡霊」らしく、タイトルに聞き覚えがないと思ったら、「ハロウィーン•パーティ」が原作でイギリスからベネチアに舞台を移したとか。
うーん、どうなんでしょう。BBCと同じことはしたくない、独自のポアロ作品にしたいのかなケネス。まぁオリエント急行から走って殴り合ったり原作やスーシェのとはだいぶ違うポアロだったので、別物と思って配信されたら見ます。
予告にミシェル•ヨーが出ていた気がします。
「ハロウィーン•パーティ」は読んでないし多分ドラマも未見です。映画公開を意識したのかBSプレミアムで先週スーシェ版を放送したのを残してあるので予習します。好みだといいなぁ。
私も最近は配信でのんびり見ているので、ますます新作情報にうとくなってます。
ホームズと同じく繰り返し映像化されているので、やっぱり何かオリジナリティ欲しくなるのはわかります。
私もハロウィーン・パーティーは読んでないような気がします(読んでいてもほぼ忘れているのかも)。
できれば新しいミス・マープルの映画シリーズがいいなあと思うんですが。でもイメージにぴったりの女優さんいるかなあ。
ちょっと考えて楽しんでみよう。
今夜の名探偵ポアロはオリエント急行です。
Netflixでヤング•シェルドンが配信されていますが、ビックバン•セオリーをほぼ見ていないので1話だけ見ても彼らしいエピソードなのかよく分かりません。秀才がいると平凡な兄弟は大変だなと思いました。
どうしてもオリジナルにこだわってしまうからでしょうか。
オリエント急行はキャストが楽しみなので、何度でも映像化してほしい!
ビッグ・バン・セオリーシリーズのキャラクターとはちょっと違うかなと感じるところもあります(特におばあちゃんとか)。
ヤング・シェルドンの話す英語が何だかブリティッシュみたいだなと思ったら、Mid-Atlantic Accent と呼ばれる英語と米語をミックスしたような発音だそうです。
ちょっと真似してみようかなんて思っちゃいました。
Mid-Atlantic accent、よく調べられましたね。
あの大国、それぞれの地域のアクセントがあり、ご先祖がどこから来たかも影響するのでしょうね。
Mid-Atlantic accent, ウィキペディアによると
「主に20世紀前半の米国上流階級で用いられたが、このアクセントは米国のどの地域方言のアクセントとも一致しない。米国上流階級、演劇、1930年代から1940年代の映画産業などでよく用いられ、主に米国北東部の上流階級の師弟の集う寄宿制学校、また演劇学校などで教えられていた。第二次世界大戦後に急速に廃れた」なんですね。面白い。
少し検索していたら、時々見る短い動画チャンネルでこのアクセントについて紹介されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=BLT-SQUBRDw
この中で昔人気だったシットコム「フレイジャー」(日本では「そりゃないぜ!?フレイジャー」でした)で使われていると言っています。
かつてハリウッドで使われていたという点、私が古い映画で話される英語が独特だなと思うので、このアクセントのせいだったのかなあ。
春先にネイティブとアクセントの話になり、わざわざそのアクセントが(なにかも忘れましたが)練習できるサイトを紹介してくれましたが、英語という言語を話すだけで必死なのでアクセントを真剣に練習する余裕はなく軽く流しました(;^ω^)でもどこか好きなアクセントを身に着けられたら楽しいなと思います。
ところでヤング・シェルダンは配信は始まったばかりですが、本国ではもうシーズン6まで放送されているのですね。知りませんでした。Amazonで見られるDVDのジャケットを見るとシェルダン役の子が成長しているのがわかりました。
2話におばあちゃんが出てきましたが、granny
grandmaではなくmeemawなんですね。
あれこれ注目して見ると勉強になります。
いまやっと2話を見ていますが、舞台はテキサスなんですね。シェルドン一家がずっとテキサスなのか他州から引っ越してきた設定かわかりませんが、重い白いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=nReqod8ajuc
そういえばYouTubeにこの手の動画がたくさんあったなあと探してみたら、67のアクセントというのがありました。
https://www.youtube.com/watch?v=riwKuKSbFDs
最初に必ずしも正確ではなくて、様々な媒体からの情報でステレオタイプ的にやったもので傷つける意図はないなど警告が出ています。専門家のものではないし、なんとなく楽しむ動画かと思います。
イギリス英語、さっぱり分かりません(;^ω^)
5:09あたりで日本語訛りが出てきますが、何を見て真似したのか、古い映画に出てくる日本のビジネスマンなのかしら(-_-;)
フレイジャーがこのアクセントだったとは知りませんでした。もしかしたらイギリス英語なのかと思って聞いていたかも。
こういうファミリードラマだと、スラングやきたないことばはあまり使わないと思うので、英語の勉強に良さそうですよね。
67のアクセントって、すごすぎ!
そうだ、最初の動画で紹介してあった、Mid Atlantic Accent
Rを落とす、Tを強調、母音をソフトにというのを、ちょっと真似してみました(母音をソフトにというのができないけど)。うん、ちょっとイギリス英語っぽいかも。
私が聞き取れていないだけで同じアクセントなのか。
そういえばシェルダン役の子、ブッシュ政権時に国務副長官だったアーミテージさんのお孫さんなんですね。おじいちゃんに似ていないしウィキペディアを見て知りました。