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知らなかった 英単語今日の発見

映画、ドラマ、小説、ニュース。
毎日たくさん出会う知らないことば。
忘れないようにブログに残していきます。

クリスティ、Bull、グリシャム

2019年10月08日 | アガサ・クリスティ
"Barking up the Wrong Tree"、なかなか面白かったんですが、もう途中からむずむずと「小説」が読みたいという気分になってました。
根っからフィクション体質なんでしょうね。
というわけで、そろそろクリスティを読まないと。
 
クリスティはミステリー以外もMary Westmacott というペン・ネームで書いていて、これもその中の1冊です。



ドラマは「Bull」を見始めました。

 
現在シーズン4まで作られいるので、順調なのかなと思ったら、IMDbのシーズン1の評価はかなり低め。ところがシーズン2の後半から、突然数字が跳ね上がってます。
どういうこと?

「NCIS」も「NCIS:LA」もシーズン2から面白くなったから、これもそうなんでしょうか。まだシーズン1の3話なので、どう変わっていくのか楽しみです。

陪審員の心理を読んで、依頼人を無罪に持っていくという展開はこの映画を思い出させます。

 
ジョン・グリシャム原作の「ニューオーリンズ・トライアル」
「陪審コンサルタント」というものがあるのを知ったのが、この映画でした。
最初から最後までテンポよく、見終わった後は、気持ちよくという、お薦めの作品。


コメント (2)
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偶然聞いてしまいました

2019年07月30日 | アガサ・クリスティ
 
Walking almost noiselessly on the soft turf, each absorbed in his own thoughts, they became unwittingly eavesdroppers.

舞台は滞在している友人の屋敷。そこには必ず迷路のような庭があって、誰かが誰かの話し声を、unwittingly (うっかり、偶然)聞いてしまうという状況。
たいていは、このうっかり聞いてしまった内容は、間違った容疑者へ読者の目を向けさせる作者の手なんですが。

タイムマシンがあったら、クリスティのこの時代に行って、何だかいわくありげな屋敷の客になりたい。そこで殺人事件に巻き込まれます。
でもそこにいる自分は探偵役じゃなくて、多分この"The Mysterious Mr Quin"に登場するサタスウェイト氏のような人間観察が大好きな傍観者という役回り。



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SFとミステリー

2019年07月28日 | アガサ・クリスティ
次はSFが読みたいなあという気分だったので、これにしようかとKindleのサンプルを読んでみました。

 

もう1冊、いつものように安かったのでクリックしたこの本もありました。
 
そういえば、前に習っていたオンライン英会話で、この本が愛読書という先生がいたなあ。

どっちも面白そうだけど、最初の描写が好みだったので、こっちを読んでみることにしました。
児童書やミステリーじゃないと、勢いに乗るまでにいつもちょっと時間がかかります。

なので、いつもの癖で読みやすそうな本も一緒に読んじゃおう。

 
クリスティ💛。

本棚から取り出して読みだしたものの、相当くたびれたPBでもちろん字も小さい。
前回はなんとかがんばって紙の本を読んだけど、もう無理。
Kindle 版をダウンロードしました。
本当に老眼にはありがたい時代になりました。

Let us go back then years and look at what we see - untrammelled by ideas or sentiment.

"untrammel(l)ed" は「束縛されない、自由な」という意味。

大晦日の夜集まった客が10年前に起きた事故の話をしているところへ、車が故障して立ち往生したMr. Quinが現れます。
思い込みや個人的な感傷に「とらわれず」事件を見直してみようということですね。

「ニュースで英語術」からメモした文。
Ita Buttrose emphasized that an "untrammeled media" is important to the country's democracy.
アイタ・バットローズ会長は、「自由な報道」はオーストラリアの民主主義にとって重要であると強調しました。

untrammeledは「制約されていない、拘束のない、自由な」状態です。ちなみにtrammelは、魚を捕らえる「網」や馬の訓練に用いる「馬かせ」のことで、「拘束物、障害」という意味です。  という解説でした。

前にも何度か"untrammeld"はメモしてありましたが、どれも固そうな文章ばかりで、難しそうと思ったけど、クリスティにも出てきていたのか。



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クリスティとNHK語学講座

2019年05月21日 | アガサ・クリスティ
 
5つ目の短編"Motive V. Opportunity".

前にブログに書いた時に、この短編に出てきた文を紹介しました。
I have never seen a man more completely wrapped up in a child.
"wrapped up in" は~に夢中になるという意味。

"wrap" がキーワードだった日の「ニュースで英語術」に出てきました。
Yolanda was so wrapped up in the soap opera that when she finally checked on the turkey it was completely black.
ヨランダはそのメロドラマにあまりにも夢中になっていたので、ようやく七面鳥の焼き具合を確認したときには完全に黒く焦げていました。

クリスティとNHKの講座で同じ表現に出会うと、なぜか嬉しい。

とは言え、やっぱりクリスティの小説に出てくる単語は、日常生活では使わないだろうなというのが多いです。クリスティからしかメモしていない単語も多いし。

この短編に出てきた、
cretonne    クレトンさらさ
legerdemain   ごまかし、手品
unctuous   いやに愛想のいい
discursive       散漫な、とりとめのない

なんていう単語は、クリスティ以外でどこかで目にするのを楽しみにしています。

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ミス・マープル登場

2019年05月21日 | アガサ・クリスティ
 
やっぱりミス・マープルのこの雰囲気、好きです。

自分だけが真相を知っている事件を、他のメンバーが推理するという趣向。
元スコットランド・ヤードの警視総監、牧師、弁護士、作家、画家という色々な分野の名士たちに交じって、セント・メアリー・ミードの老婦人、ミス・マープルが全ての謎をあっさり解いていきます。

「牧師館の殺人」がミス・マープルの最初の作品と言われることもありますが、この短編集の前半の作品はそれより数年前に書かれているので、正確にはこの短編集の一番目の話 "The Tuesday Night Club" がミス・マープルの記念すべきデビュー作になるのかなと思います。

紙の本なので目が疲れる。目薬を差してちょっと休憩。



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お国はどちら?を英語で

2019年05月19日 | アガサ・クリスティ
今年度もNHKの英語講座は「世界へ発信!ニュースで英語術」がメインで、それ以外は「ラジオ英会話」、「英会話楽習」、「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」、「英会話タイムトライアル」「高校生からはじめる現代英語」をストリーミングで聴いています。
なんていうのは無理で、「ニュースで英語術」以外は「聴けるときは」というペース。

今日は5月9日放送分の「英会話タイムトライアル」。

「お国はどちらですか?」と聞くと、反射的に
"Where are you from?" と言っちゃいますが、今日使っていたのは
"Where's home for you?"でした。

たまには違う言い方をしてみようなんて思っていても、いざとなると出て来るのは、「いつものやつ」になっちゃうんですけどね。

"where's home for you?" を検索したら、ゴガクルのフレーズ一覧にヒット。
2012年4月の「ラジオ英会話」でもやってました。
ゴガクルのフレーズ一覧は「基礎英語1」から「実践ビジネス英語」まで、キーセンテンスが復習できます。そのまま次へ、次へと見ていったら「基礎英語1」のこの英訳に迷いました
「ワシは、飛ぶのが好きです」

ああ、こういうの苦手。主語は単数?複数?

Eagles like flying. にしよう。



答は。

I like flying.

ワシって、代名詞の「ワシ」だったの?
この年の基礎英語1の内容はどんな感じだったのか、気になる。


読書はいつものように、ちょっとずつキング。

 
3つ目の中編"Library Policeman"を読んでいるんですが、2,3日前からクリスティのこの本が読みたい、読みたい、という気分。

 
やっぱり、読みたいと思った時が読み時。先に読んじゃおう。



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あっ、クリスティが無料になってる

2019年04月27日 | アガサ・クリスティ
 
クリスティの初期の作品が3冊分収録されたものがKindleの無料本のベストセラーのトップになっていました。
3冊合計で400ページとなっているので、もしかすると縮約版みたいなものかもと思ったんですが、ざっと見た感じではカットされている様子はありません。
まあ、もしどこかに問題があっても、無料なので文句は言いませんが。
オリジナル通りだったらラッキー。

クリスティの冒険もののベストスリー(自選ですが)のひとつ、"The Secrete Adversary"も入ってます。
トミーとタペンスシリーズの1作目です。
えー、本格ミステリーじゃないの?と敬遠しないで、ぜひ読んでみて下さい。

"The Murder on the Links"は私がKindleで読んだ時は文字化けがひどかったんですが、今見てみたらちゃんと読めているような気がする。

Kindleの機能がバージョンアップしたらしく、最後まで読み終わると自動的に「既読」というカテゴリーに入るようになりました。もしかすると文字化けが解消されたのも、バージョンアップのせいなんだろうか?


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予告殺人、さて、日本版は

2019年04月15日 | アガサ・クリスティ
昨日放送されたクリスティの「予告殺人」。
犯人どのあたりでわかりました?

大好きなミス・マープルものの中でも特に好きな作品なので、どうしてもオリジナルと比べちゃいます。

まず、原作の設定を現代の日本に置き換えるのは、かなり無理がある気がしました。

英語の名前を無理やり日本名にしてましたが、どうしてそんなにこだわるのか不思議。変わった名前の連続に、どんどん引いちゃいました。

容疑者が多い作品なんですが、日本版は捜査側の人間も多かったですね。一人一人、丁寧に名前と説明もあって、これからもこのシリーズ続くからねっていうことなんでしょうか。

と、色々不満を書きましたがそれでも、最後まで見ちゃいました。
つまり、それだけ原作が面白いんですよね。


 
ジョーン・ヒクソンがミス・マープルを演じるこのシリーズが何と言ってもお薦め。
私が持っているDVDは英語字幕もないし、画質も悪いんですが、レンタル版は英語字幕がついてました。

犯人がわかって読むと、また別の面白さがあるので、原作もお薦めします。



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予告殺人 犯人は誰だ!

2019年04月13日 | アガサ・クリスティ
今週はNHKの新講座を色々試し見、試し聴きしてみましたが、今年度もメインは「世界へ発信!ニュースで英語術」を使って、日本語訳から英文を作ります。
あとは「ラジオ英会話」で英文法の復習。
「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」はこれまで金曜日分はほとんど聴いてなかったんですが、今週の「枕の草紙」の英語をシャドーイングしてたら、何だか学生時代に戻った気分で楽しかったので、しばらくは金曜日分を味わってみます。

4月12日分の「英語術」
PARK RANGERS TO THE RESCUE 泥沼からゾウ6頭を救出

All of the young pachyderms eventually managed to work their way out of the hole and quickly dashed into the forest.
赤ちゃんゾウ全てがついに何とかして穴から抜け出して、すばやく森の中へと駆け込んでいきました。
pachyderm はゾウやカバなどの「厚皮動物」。同じことばを嫌う英語は、言い換えるためにこういううちょっと難し目の単語もけっこう登場します。動物英語が好きな私はぐふっと喜びます。

この日のキーワードは"distress"
苦しめる、悩ます、悲しませる
苦悩、心痛、悩み、悲しみ
動詞と名詞両方あり。
distressedだと「心を痛めた、苦悩した」という形容詞。
衣類などをわざと破る「ビンテージ加工された」という意味もあって、
The Hollywood celebrity was seen at a coffee shop wearing a t-shirt, leather jacket, and distressed jeans.
そのハリウッドの著名人はTシャツ、革ジャン、ダメージジーンズ姿で、カフェで目撃されました
日本語の「ダメージジーンズ」は、英語ではdamaged jeansとは言わないそうです。

「ダメージジーンズ」という日本語をそもそも知らなかった、、、



 
"The Langoliers"は200ページをちょっと過ぎたあたりです。中編とは言っても300ページ以上あるので、クリスティの長編より長い。
細かい所を除いては、TV映画版はけっこう原作通りに作られていたんだなとわかりました。

クリスティーと言えば、これこれ。

 
明日の夜9時から日本版が放送されるんですよね。
テレビはほとんど見ないので、たまに見たい番組があっても、忘れてしまって見逃すことがよくあります。今回はブログに書いたから大丈夫でしょう。
これはクリスティの作品の中でも特に好きなので、見逃せない。どんな感じに仕上がっているのかなあ。

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キングの次はクリスティ 

2019年02月15日 | アガサ・クリスティ
Joyland (Hard Case Crime)
クリエーター情報なし
Hard Case Crime

キングにしては300ページというびっくりの短さ!

このいかにもパルプフィクションぽい表紙から受ける印象とは、内容はけっこう違うと思うので、えー、こんな話だったの?と驚くかも。私は満足です💛

 

A Christmas Memory (Book & CD)
クリエーター情報なし
Knopf Books for Young Readers

 

もし、カポーティの"A Chrismas Memory"が好きな人なら、"Joyland"のラストシーンは、絶対この本のことを思い出すんじゃないかと思います。

偶然にも、ほんの数日前に久しぶりに読んだばかりだったので、よけいおおお、と思っちゃいました。

 

がんばってキングを読んだのは、安い!とクリックしたクリスティのミステリーが待っているから。かなり昔に日本語で読んだきりなので、全然覚えてません。謎解きを楽しみます。

The Murder on the Links (Poirot)
クリエーター情報なし
HarperCollins Publishers Ltd

 

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