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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名農生の名農生による名農生のための

2023年03月18日 | 学校
名農生のプロジェクト活動を記録する「研究集録」が完成しました。
面白いことに原稿は3年生が自ら製作し、
農業クラブが学校印刷して製本という家内制手工業で作られています。
しかし学校新聞などと違い、保護者や校外に配られたりすることはなく
名農生だけに配布されます。つまり執筆者、製本業者、さらに読者もみんな名農。
名農生の名農生による名農生のための出版物なのです。では使い道は何でしょう。
もちろん3年生は今までの努力の証として持ち帰りますが
1〜2年生にとっても、実はとてもありがたい資料。
1年生は新年度から始まる課題研究のテーマ決めの参考に、
2年生だって1年間の研究を通して見つけた課題を打開するヒントが
先輩の試行錯誤の記録の中に隠れているかもしれないからです。
またタイトルを見ると、名農にあるたくさんの研究班が
どの方向を向いて活動しているかもよくわかり興味深いものです。
2年周期で研究集録に登場してくる環境研究班。久々に誌面に登場しました。
それにしてもメンバーが去ってからは、
このサイトから人の姿がめっきり減ってしまいました。
やはり学校は主役の生徒がいないと、なんともしまらないものです。
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体を張って

2023年03月18日 | 学校
約2ヶ月間のコールドスリープから先月目覚めたヘレボルス・ニゲル。
通称クリスマスローズですが、このところ急に気温が上がってきたためか
ご覧のとおり花びら(本当はガク片)に穴が空くなどボロボロになってきました。
また花がピンクに着色していることを考えると、太陽の紫外線に対抗して
アントシアニン系の植物色素を合成しているのかもしれません。
クリスマスローズには悪いのですが、
どちらにしても体を張って、春の訪れを告げているようです。
嬉しいことに冬につけた蕾が開き、小さな純白の花をつけ始めました。
もう雪が積もることはないので、しばらく鑑賞できそうです。
さてレンテンローズなどと呼ばれる色鮮やかな花で人気の
クリスマスローズ「オリエンタリス種」は
関東ではもう咲いているかもしれませんが、北国青森ではまだ。
大きな葉を広げていますが、蕾は見えていません。
かつて青森の露地での開花は、桜と同じようにGW頃でした。
しかし温暖化なのか、このところは開花が早まり、
4月上旬には咲いてしまうかもしれません。
暖かな日が多かった3月。今年はどんな夏になるのでしょう。
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