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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

得するのはいつも後輩

2023年03月15日 | 研究
FLORA HUNTERSが卒業してもう2週間経ちました。
今年のメンバーは、県外に進学するものが6名中3名。
北海道、仙台、盛岡で学ぶようで、すでに引っ越ししたメンバーもいます。
このように散開し、実体のなくなったFLORA HUNTERSの元に今、オファーが来ています。
例えばボランティア関係の団体から、沖縄などで優れた活動をしているので
ボランティア関係の賞に推薦したいといお誘いが来ています。
検討の結果、せっかくのお話なので応募することになったのですが
そこには団体の代表者名が必要です。しかしFLORAの代表はもう卒業しています。
主催者はそれでも大丈夫ということなので、本人の許可を得て書類を作成しました。
また隣町のケーブルテレビから環境研究班の活動写真を提供してほしいとの依頼も来ました。
実はその町出身のFLORAメンバーが、町の功労賞のようなものを受賞したのですが
彼を紹介するのに活動写真が必要だというのです。
彼は沖縄に渡って活動した強者。こちらも依頼に応えることにしました。
テレビはきっと彼も見るので喜んでもらえると思うのですが
気になるのはボランティア関係の賞。もし受賞すると来年度に表彰されるらしいのです。
果たしてFLORA HUNTERSは存続しているのでしょうか。
またもし存続したとしても、後輩は先輩に代わって受賞することができるのでしょうか。
でも心配はしていません。今卒業したばかりのFLORA HUNTERSも接点のない先輩
Treasure Huntersの活躍を紹介してほしいといろいろなオファーを頂きました。
もちろん皆さん素晴らしいと褒めてくださいますが、
自分の活動ではないためかなり微妙な心境だったと思います。
しかしそれを踏み台にして、塩害抑制や沖縄の活動へと発展させていったのですからお互い様。
いつも得するのは後輩。もし存続し、さらに栄誉に輝いたら胸を張ってもらいたいものです。
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発電王

2023年03月15日 | 環境システム科
こちらはポスターはポスターでも発表ではなく、告知用のもの。
その名も第1回風力発電コンペ「発電王」という大会です。
実はこの大会、環境システム科が催したもので、ポスターは中学校に配布されました。
ご存知の通り、TEAM FLORA PHOTONICSは
2009年に結成したと同時に、アグリチャレンジという
地元の小中学生対象のコンクールを企画しました。
もっと科学に興味を持ってもらい、名農を知ってもらおうというのが目的でした。
FLORA解散後は、農業クラブに主導権を渡し、
嬉しいことにたくさんの子供たちの応募があり、今も続いています。
それと同時にFLORAが行ったのが夏休みのアグリサイエンスという企画。
中学生なら誰でも参加でき、丸一日農学実験を楽しむというユニークなイベントで
毎年、先生方や各研究班の協力で6〜8つの体験コースを設定して楽しんでいました。
これは2014年、環境システム科が新設された際、環境システム科のPRも兼ねて
工業の先生方が行ったコース。風力発電キットに自分でいろいろ改良を加え、
誰が一番優れた性能の装置にできるかを競い合うという、かなり攻めた企画です。
部門は2つ。大きな扇風機で風を起こしますが、
誰の装置が一番最初に電力を発生させるか。つまり回り出しの早さを競うもので
1位は風神賞が与えられました。もうひとつが発電量。数分間の規定時間の中で
最も高い値を競い合いました。こちらは雷神賞です。
確か立派なトロフィーがあり、中学生と環境システム科の生徒がグループを作り
楽しく競い会いました。発電の状況はパソコンで大画面に映し出され
先生の楽しい実況もあり、それはそれは大笑いしながら楽しんだものです。
アグリサイエンスとこの新しい発電コンペは新聞に大きく取り上げられたものです。
残念ながらFLORAが解散した際、このイベントはなくなってしまいましたが
施設園芸実験室にはまだ測定装置やキット、トロフィーもあります。
また楽しんでみたくなりました。誰か復活させてくれませんか?
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