花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ポスターコレクション

2016年01月08日 | 研究
実験室の倉庫にたくさんのポスターが無造作に眠っています!
といってもアイドルの写真ではなく
学会のポスター発表に使ったものです。
チームが学会のポスター発表に
参加するようになったのは今から8年前。
結成当年に山形大学で開催された東北植物学会に参加しています。
それから8年の間、いろんなメンバーが発表してきました。
開いてみると懐かしいものばかり。
なかには農芸化学会で最優秀を受賞した
「白いりんご」のポスターもあります。
なかなか整理できずにいたので冬休み中ではありますが
出校してきた2年生のメンバーと一緒に
きれいに整理することにしました。
100枚ぐらいはあるでしょうか。
まるでポスターコレクターの倉庫のようです。
しかしここにあるのはまさにチームの歴史。
3月にまた学会の発表会があるので
新たなポスターが作られるはずです。
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経済力と教育力

2016年01月08日 | 研究
昨年、福島県の教育委員会からチームにお電話をいただきました。
お話を伺うと、どうやら福島県では
高校生の研究活動を推進させる計画があるようで
どのような支援をするとよいのかをいろいろ調査しているとのことでした!
そこでいろいろな場面で名前が登場してくる
TEAM FLORA PHOTONICSにお話を伺いたいと電話されたのだそうです。
他県でもチームの名前が知れているとは驚きであり、また嬉しいことです。
いろいろお話しましたが、その際、話題にしたのが研究助成金の活用。
何といっても研究を行い発表させるには旅費がかかります。
この費用を捻出できないと大会にすらいけません。
経済力が教育効果を左右してしまうのは残念ながら事実です。
でも全国には高校向けの研究助成金制度がいろいろ用意されています。
特に環境保全系の取り組みに助成する団体はたくさんあり
これらを積極的に活用することで活動の幅が何倍も広がります。
ぜひ他の研究班のみなさんも助成に応募してほしいと思います。
また企業などが県内の高校生向けに研究助成制度を整備している県がいくつかあります。
青森県でもこのような制度があればみなさん助かるはずですが、まだ夢物語です。
もうひとつ思うのが高額の分析料。
研究内容にもよりますが、野菜や加工品などを研究していると
栄養分析がどうしても必要になる時があります。
民間の分析センターなどに依頼すると1件分析するのに何万円もとられます。
チームは比較的安い青森県の産業技術センターにお願いしますが
それでも少ない高校生の活動費の中から年間に数万円は支払っています。
おそらく、せっかく栽培を工夫してみてもSSHでもない限り高額の分析料が支払えず
結局、成果を確かめられないという研究班も多いのではないでしょうか。
民間なら高くてもしかたありませんが、同じ県の研究分析機関だったら
県立高校の分析料を安価にするというシステムがあれば助かります!
さてみなさんはどのようにして経費を捻出していますか?
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