花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

スプラウト実験開始

2016年01月02日 | 研究
1年生のフローラジュニアに研究と発表の場を提供している2015年のチーム。
先月下旬に行われた東北植物学会にてゴールである発表を行ったという記事を
紹介しましたが、実はまだ発表していない1年生がいるのです。
かわいそうなことに温室で害虫が発生したため、
半分実験が終わったところで実験が進まなくなってしまいました。
そこで新たな実験を追加することになりました。
それがこのもやし実験です。
現在、もやしの機能性成分が注目されています。
名前もスプラウトと呼ばれ、何だが別物のように聞こえますが
何てことはない昔からあるもやしで、貝割れ大根の他にブロッコリーなど
新しい野菜も仲間に入っています。
そこでよりもやしの機能性を高めるにはどうすればよいかを
1年生が挑戦することになりました。
先月予備実験を行いましたが、ご覧の通り簡単に育てることに成功しました。
かかった日数は1週間。これなら大丈夫です。
しかし時間はあるようでないため、さっそく本試験に入りました。
現在、お正月のお休み中ですが、温室ではもやしがすでに栽培されています。
1月4日には収穫調査の予定。
休み返上でフローラジュニアが頑張っています!


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着雪を遅らせるアイデア!

2016年01月02日 | 環境システム科
環境システム科の施設園芸実験室に設置されている
発電量の表示モニターです。
表示されているのは12月下旬のデータですが、
ご覧のとおり、このところ曇りが多く
思ったより発電していません!
それでも名農のある南部町は青森県の太平洋側なので
雪は少なく、冬でも晴れが多いという特徴があります。
したがって冬場は津軽地方より発電するといわれています。
今年チームの2~3年生合同チームが
京都大学で開催されたテクノ愛で
グランプリを受賞したLED信号機のアイデア。
ロータス効果で着雪を遅らせるという発想ですが
このようなソーラーパネルの表面に
加工を施してはどうかとも提案しています。
雪がつきにくいとか早く雪を落としたいという意味では
信号機もソーラーパネルも、
さらに温室のガラスでも同じだからです。
雪が降り出しました。
新しい実験がまた始まりそうです!
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