地方の三文小説家「東義久」の独白

東義久のブログです。

野村哲夫氏が訪ねて来た。

2017-04-21 23:52:48 | 音楽の部屋

野村哲夫氏は昔、ジャズピアニストで一時、杉田二郎と一億分の四というバンドを組んでいた。万博の年の、1970年3月15日から8月で解散。その後、福岡風太がプロデュースし野音で春一番が始まった。URCのレーベルにはハッピーエンドやディランセカンドがいたことなどを話してくれた。最初、ディランは、きょうぞう、大塚まさじ、ながいようで出発したが、きょうぞうが抜け、大塚まさじ、ながいようでディランセカンドが再出発、そのファーストアルバム「きのうの思い出に別れを告げるんだもの」が1971年に録音されるのだが、そこには野村哲夫がピアノで加わっていることなども話してくれた。ほかにも中川イサトもいた。そこにはもちろん後にヒットするプカプカも録音された。野村は今から13年ほど前に能に出血し、右半身が麻痺。そのためピアノは片手でしか弾けなくなった。無念だったろう。その後、彼はぼくらのバンドに左手だけで助っ人してくれたこともあった。左手だけでもすごかった。中川イサト、西岡きょうぞう、村上律、上田正樹、ハッピーエンドなど懐かしい名前を交えて当時の話をたくさん聞かせてもらった。いつしか夕闇がせまりぼくたちは再会を約束して別れた。


「やましろ」30号に拙作「木津川浜のポンポコ」を掲載

2017-04-18 18:37:09 | 文学の部屋

南山城には地域史研究の老舗といえる城南郷土史研究会の発行する機関誌「やましろ」がある。「やましろ」は1953年に創刊されている。途中、休刊もあり、中津川敬朗氏が中心となり今回で30号になるという。ぼくも18号から23号まで編集長として関わった。俗にいう3号雑誌で潰れていく同人誌のなかで今日まで続けてこられた関係者の努力には頭がさがる。ぼくも記念の30号に創作民話「木津川浜のポンポコ」と、題した作品を掲載している。一冊1200円で販売されているので興味のあるかたはどうぞよろしく。


トライムのライブ、終わる

2017-04-16 21:15:11 | 音楽の部屋

4月16日、伏見の淀の競馬場の近くにあるシフォンケーキとランチの店トライムの「春のランチライブ」です、対バンは、トップがひょうたん島、てら、ツモロークルーズでした。トップのひょうたん島はさすがベテランで、やり逃げ。参りました。まぁそれでもなんとかお客さんの盛り上げで、楽しく終わることができました。マスターごくろうさん、トライムがこれからますますみんなの充実した発表の場となりますように!当日の演目は、フチクチマン、ロング ブラック ベイル、天国の扉、ザ ウエイト、青い瞳のステラ、祈り~明日のために~(オリジナル)、とアンコールにルート66、スタンド バイ ミーでした。今日は嬉しいことがありました。それはぼくらのオリジナルの、祈り~明日のために~を初めて聴かれたお客様が感動で泣かれたことでした。嬉しかったです。

 


4月16日、淀のトライムでブルージーパパのライヴ。来てね!

2017-04-12 01:52:51 | 音楽の部屋

4月16日(日曜)、淀にあるシフォンケーキとランチのお店トライム(075ー202-6319)でブルージーパパのライヴです。今回、初めての店なので皆さんぜひ来てください。午後1時~3時まで。ぼくらはトリのため2時半くらいからです。お待ちしております。いっしょに楽しんでください!

 

 


ⅮSB「同志社学生放送局」の集まり

2017-04-10 02:02:54 | 友だち数珠つなぎ

4月9日、恒例のⅮSB「同志社学生放送局」の集まりがあった。これは2、3か月に1回、こせんちゃんの世話で70年当時ⅮSBに所属していた者たちが集まり呑んで食ってだべる集まりである。今日は先ず、当時の戦友である横井くにえさん、通称ヨコチンの墓参りから始まった。ヨコチンハアルファーステーションでⅮJもやっていたので覚えているかたもいるかもしれない。今熊野観音寺に集まりヨコチンを思い出した。それから、まちに出て居酒屋で無駄話に時間をつぶし、まだ喋りたらず、近所の喫茶店に場所を移しまたしゃべった。昔の友人たちといると学生時代にもどるのがおもしろい。後輩はいまでも後輩で、堀くんごめんなさい。コセンいつもありがとう。

 


吉田よしこさんのライブに行って来た

2017-04-08 02:22:20 | 音楽の部屋

4月7日、奈良のバンダ、メリリーに吉田よしこさんのライブに行って来た。奈良のこのライブハウスは初めてだったので、迷って店に電話をすると、まさこママが出て迎えに来てもらった。よしこさんのライブは昨年の秋から久しぶりなので、楽しみに出掛けた。ダビオンの鳥で始まった今回のライブ、フォーチュンでラストだったが、いつもはPAのないところでも地声で聴かせるよしこさん、今日はそれなりのPAがあって歌のうまさに改めて気づかされた。間に、いちもとみつるくんという地元のシンガーもジョイントしたり、おもしろい転回もあった。アンコールは月の庭、サリーガーデンをよしこさんの詩にしたぼくの気に入りでご機嫌だった。なんかこころが楽になって帰路についた。


春に浮かれて桜花見物!

2017-04-07 02:30:13 | 文学

 

4月6日、春らしい気候に誘われて桜を見に行ってきた。平野神社と妙心寺に出かけてきた。平野神社はちょうど満開で、大勢の人が来ていた。まだ午前中だったので呑めや歌えやはなかったけど、これだけひとが大勢いると桜の樹の下の死体もおちおち眠っていられないだろうと思えた。暖かくなってきたので、これから桜花の下の大騒ぎになるのだろうが、花に嵐のたとえ通り、今晩あたりの雨が心配である。次に妙心寺の退蔵院の枝垂桜を観に行った。妙心寺はひとが少ないな、と思っていたら、しだれはまだ五分咲きにもなっていなかった。来週あたりに見ごろとなるのだろう。その枝ぶりから満開のときに観たいものだと思った。

 

 


布施明のショーを観てきた

2017-04-04 03:36:20 | 音楽の部屋

4月2日、文パル城陽で布施明の「君に会いに行くよ」と、いうショーを観て来た。最近はロックやフォークのコンサートを観に行くことが多いので、ショーという感じであった。歌により腹式と胸式の発声方法を変える彼の歌声に圧倒され、満足のコンサートであった。それとは別に、思わぬ偶然があった。それはぼくの席の横に昔、といっても50年近く前、ぼくが入っていた「西洋乞食とひっつき虫」と、いうフォークバンドのリーダーであった中坊忠明が座ったのである。彼はパーキンソンを患い今はバンド活動はやめている。コンサートが終わってからほんの少しだけ話した。彼の持っているギターはマーチンのⅮ45が2台、28、ギブソンのドブ、ギルドの12絃、ギルドなど当時からうらやましい限りだった。ぼくはギルドが気に入っていた。その昔、坂庭しょうごちゃんがコンサートでいっしょになったとき、そのⅮ45を弾かせてといって楽屋で弾いていたのを思いだした。今もギターはある、というより増えているということだった。羨まし~。そんなこんなで思わぬおまけのあったコンサートであった。