地方の三文小説家「東義久」の独白

東義久のブログです。

倉橋容堂、襲名披露。

2009-11-24 11:25:19 | 友だち数珠つなぎ
ぼくが敬愛してやまない尺八奏者の倉橋義雄氏が「倉橋容堂襲名記念 無住庵尺八演奏会」を行った。
2009年11月21日(土)、京都・池坊学園のこころホールで開催になり、ぼくものぞきに行ってきた。
彼は一年の半分ぐらいを、海外に出向き、尺八の普及に努めている。
その彼が、還暦を迎え、新しい境地に飛翔しようと容堂を襲名した。
会場は満員の盛況で、すばらしい尺八の演奏にお客さんたちも満足気に聴き入っていた。

彼とは「3人会」と、称して、ぼくの童話などの読み会をしているのだが、彼の父上が以前、高林陽一監督の「金閣寺」の映画で、尺八を演奏されていたことを知り、ぼくも高林監督とは懇意にさせてもらっているので、不思議な因縁を感じた次第。

それにしても、友がみんな偉く見える一日でした。
倉橋容堂、襲名披露おめでとうございます。






悪い癖が出た。

2009-11-24 11:08:36 | 音楽の部屋
この前、京都の楽器店をのぞいた。
時間つぶしのつもりだった。
が、ショーウィンドに飾られていたギターがぼくを呼んでいた。
吸い込まれるように、ぼくはそのギターの前に立っていた。
そして、店員さんに弾かせてもらった。
そのギターは、ギブソンのロバートジョンソンモデル。
伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンが使っていたギターの復刻版である。
何台もギターを持っているのに、欲しくなった。
12フレットのショートネックの小さ目のギターである。
このギターを使ったからといって、ギターのテクニックが上手くなるわけでもないのに、欲しくて仕方なくなった。
女房殿の了承も得て、買ってしまった。
クロスロードでブルースに魂を売ったというロバート・ジョンソン……。
夜毎、ロバートジョンソンモデルを眺め、伝説のブルースマンになった気分に浸っている。
悪くない気分だ。
これで最後にしたいと思っているのだが……。

ギブソン ロバート・ジョンソンモデル