地方の三文小説家「東義久」の独白

東義久のブログです。

劇団京芸の「若冲異聞」を観てきた

2016-10-31 02:10:32 | 友だち数珠つなぎ
10月30日、劇団京芸の「若冲異聞」を観てきた。これは以前から親しくさせてもらっている女優の加藤小夜子さんが、今回出演するので、とお誘いを受けたものである。淀の納所にある京芸の芝居小屋は淀駅が競馬場の関係で以前より少し近くなり、徒歩12分で行けた。
今回の作品はその題からも判るようにフィクションである。
「若冲異聞 -久遠の流転-」と、題した今回の演劇、簡素化された舞台にこれから何が起こるのだろうかと興味津々で観ていると、駄洒落なども多くこれまでの京芸の舞台とは少し違う感じである。異聞としてあるように、この作品はフィクションである。幕開きはなんと山城の青谷の梅林からで、加藤小夜子の老婆と小池貴史の絡みに竹橋団と客演の大沢めぐみが加わり劇は進行して行く。ストーリーは書かずにおくが寺田の観音堂とかが出てきて、山城地方に若冲と関係があるかのようにおもしろく描いている。クライマックスの場面ではバックミュージックとしてローリングストーンズのペインテッドブラックがかかりこれまでにない新鮮さを感じた。山城にひとつの不思議な物語が出現した。
 六十人ほどのキャパで観る緊張感のある芝居の魅力、ただぼくも含めて観客の高齢化が気になる。芝居の魅力を若者にも知ってもらうため劇団京芸の役割はまだまだこれからである。


加藤小夜子さんとぼくと


 



おテルとおツルのうた語りを観てきた

2016-10-29 10:20:10 | 音楽の部屋
10月28日、大阪西区阿波座の椿堂で行われたおテルとおツルのうた語りを観てきた。年1回の開催で今年で5回目。未だに大阪は判らず、小雨の中、迷いながら出かけた。毎回、出会いがあり楽しいのであるが、去年はながいようさんが来ていて、同じステージに上げてもらった。今年はおツルこと福中いづみの往年のバンド、バラーズが復活ということだったが、ミィちゃんだけの登場となった。おツルさんはもちろん、元近畿放送の伝説のディレクターおテルことTeruo Kawamuraさんもトークとギターの弾き語りプラス奥様も歌われ楽しい会となった。ぼくは今回、おツルさんのバンドでフルートやハープを吹いている堀譲二くんを発見、彼は50年ほど前にぼくが入っていた「西洋乞食とひっつき虫」というバンドがレコードを出したとき、助っ人でフルートを吹いてくれた人物である。思わぬ出会いに旧交を温めたコンサートだった。能勢さんはどうしてる、とお互いの知り合いの名前も出て楽しく過ごせた。



おツルとバラーズ

kawamura teruo

kawamura
さんの奥様

ぼくと堀くん

kawamura
さんとぼく



ナーダムでブルージィーパパのライブがありました

2016-10-23 22:21:48 | 音楽の部屋
10月23日、京都府精華町のジャズポイント「ナーダム」でブルージィーパパのライブがありました。
この日のメーンは「和布十景」というデザイナー英伊さんの42点のファッションショー。いつものライブとは違い華やかな空間が拡がっていました。友人のジョージ風呂本のお嬢さんもモデルとして参加されていたので一緒に写真を撮ったり、本当にいつもと違う空間です。
さて、ぼくらは3時ごろからのスタート。リードギターの上野くんが病気のため河原田充ちゃんが助っ人で入ってくれたのですが、今度はベースの中村タクちゃんが喘息の発作が出て、午前中、病院で点滴をすることに。歌うと苦しくなるというので、急遽曲目を変更。大変たいへんと思っていたがなんとかスタート。お客さんも多く思ったより温かく楽しく過ごせた。あの昔のGSのジョージ風呂本も来ていたので、引っ張り込むとストーンズのテルミーを歌ってくれた。さすがジョージ、昔取った杵柄、健在でした。たっちゃん、ご苦労さん。河さんありがとう。タクちゃんがんばりました。英伊さんお世話になりました!







ジョージ風呂本です









風呂ちゃんのお嬢と!


10月23日午後3時ごろからナーダムでブルージィーパパのライブです

2016-10-21 20:54:59 | 音楽の部屋
精華町のジャズスポット、「ナーダム」でブルージィーパパのライブがあります。当日はファッションショーをされているのだが、終了後3時ごろからぼくらブルージィパパの出番となります。ファッションショーはすでにソルドアウトですが、ぼくらのほうはコーヒーとお菓子が付いて1000円だったと思います。ただし、お客さんが多く、駐車場が満杯のため、近くの住友ホールの駐車場を利用ください。今回は上野くんが病気のため、ブルースギターの名手河原田充さんが助っ人してくれます。いつもはナーダムはジャズですが、その日はぼくらですのでよろしく!

ナーダム

地図

ブルージィーパパ、ナーダムにて

助っ人の河原田充ちゃん


自分のポスターを観に行ってきた。

2016-10-13 22:02:28 | 文学
10月13日、友人からの電話で城陽市の文化パルク城陽にぼくの指名手配のようなポスターが貼ってあるよ、といわれ、気になり観てきた。これは11月13日に城陽市図書館歴史民俗史料館で行う講演のポスターである。
担当の方が気合いを入れて作っていただいたぼくの顔写真入りの立派なポスターであった。ちょっと横にいるのは恥ずかしかったが、記念に写真を撮った。
講演はもう数えきれないほどやらせていただいているが、こんなに派手な立派なポスターは初めてのように思う。近くには歌手の天童よしみさんのポスターもあった。関係者の方、ありがとう。さて、緊張してきたよー!

ぼくのポスター

記念撮影

文化パルク城陽

寛次郎はんに会いに行ってきた。

2016-10-09 03:27:54 | ひとりごとの部屋
河井寛次郎展が京都駅の伊勢丹で行われている。この前は4年ほど前に高島屋で行われたが久しぶりである。会場に入ると寛次郎がこんなに美しい村をみたことがない、といった植田村のことや岩井武俊との親交などが記されたパネルが京都での開催ということもあり迎えてくれる。土と炎の詩人と呼ばれる河井寛次郎、「命の窓」から自筆の詩がぼくに語りかけてくる。寛次郎の味のある書が。「焼けて固まれ 火の願い」「何もない 見ればある」「此の世は自分をさがしに来たところ 此の世は自分を見に来たところ」など、これまでぼくを惹きつけた詩たちが味のある彼の筆で迫ってくる。そして、初めて見る陶芸作品。象嵌花鳥文壷、青磁観音菩薩、童子像など、次つぎとおおらかに出現する。至福の時間だ。
「没後50年 河井寛次郎展」10月23日まで京都駅伊勢丹の美術館「えき」KYOUTOで開催されている。興味のあるひとはのぞいt見られることをお勧めする。きっと何かが発見できるであろう。





釘抜地蔵さんに行ってきた。

2016-10-08 01:41:53 | ひとりごとの部屋
フェースブックの友だちが釘抜地蔵のことを書いていた。それを見て、なぜか急に行ってみたくなった。西陣地域にあるこのお寺、。ぼくの家の宗派と同じ浄土宗とのこと。これも何かの縁石像寺というのが本当のお寺の名前であるが、由緒では弘法大師空海が唐から持ち帰った石に、自らが地蔵さんを彫ったということで、それを拝むと苦を抜いてもらえるので苦抜き、釘抜きとなったということであるらしい。
御集印帳を持っていたのだが、本堂を齢の数だけ廻りなさいとのことであったが、齢が取っているゆえあまりにも多く、途中でリタイア。半分は次回に回してもらうことにした。
なんか苦を抜いてもらい、健康になったような、苦しみから解き放たれたような気になった。ぼくは単純である。