6月23日、京都三条のとある場所でミノさんこと箕岡理さんを偲ぶ会が開かれた。さすが京都フォークの先駆者だけあって、出席者の顔ぶれが豪華。ミノさんがどれだけ愛されていたかが判る。ドディランブラーズの藤原洪太さん、ウディウーの星野さん、フォークルのオリジナルメンバーの平沼さんや大塚孝彦さん、茶木みやこさん、越智ゆうじさん、ピューリティーズの辻本くみちゃん、それから同じ席にはマヨネーズの中島要次さんやチャーリーなど。カントリーからは片桐りゅうちゃん、そして坂庭かんごさんも出席。司会進行は北村謙ちゃん。さすがの顔ぶれにミノさんが愛されていたことが判るステキな会だった。
ぼくの新刊、「B級京都論 南山城から視た異国京都」が6月15日、澪標(みおつくし)から出版になりました。単著で10冊、共著でも10冊弱を上梓したことになる。これが多いのか少ないのかは僕自身わからない。今回は小説ではなく、僕が住んでいる、南山城から視た京都論である。これまで南山城から視た京都論はなかったし、B級とタイトルに付しているようにそんなに堅苦しいものではない。どうか手に取っていただければ幸いである。フェースブックで見た方はメッセンジャーで注文していただければ送本させていただくし、本屋さんで注文していただければ嬉しい。
6月5日、県祭の夜、宇治のとある場所で木村充揮の声を聴いてきた。PAもない、30人ほどの膝を突き合わせてのライブ。これ以上ない贅沢な時間のなかに身を置いていい気分。前座は渥美けいこと太田ぴかり。木村くん、生唄と生ギターはさすがプロ、幾度も修羅場をくぐってきたのだろう。ノリの悪い勘違いの合いの手やヤジにも負けず天使のダミ声は冴えわたる。が、呑みすぎたのかいつしかグデングデンに。ぼくの好きな「素敵なあなた」も渥美とのデュエットで聴かせてくれた。プロはいいな、と思い外に出ると県祭の夜店の灯りは消えていた。
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