地方の三文小説家「東義久」の独白

東義久のブログです。

⑱古時計のこと(京都音楽事情)

2007-04-03 00:34:13 | 音楽の部屋
 古時計というバンドがあったのを覚えていますか。
 大場と西田のヂュオで、とても素敵なハーモニーを聴かせてくれていました。
 二人とも、京都産業大学の学生で、当時、ぼくらともよく一緒にコンサートに出ていました。大場は石川県の出身、西田は岡山県の出身だったように覚えています。いわゆる、ルックスもよくて人気もあり、レコードデビューをしました。
 「ロードショー」という歌は、今もカラオケなどに入っていて、歌われているひともいると思います。
 大場の高音で震わせる、いわゆるビブラートのかかった歌い方は聴いていて気持ちがよかったものです。
 池内じゅんこさんのテレビドラマの主題歌も歌っていたように覚えています。
 大場と西田が解散してから大場と小坂、そして大場の弟が組んで古時計としてやっていたように記憶していますが、それもいつか解散してしまいました。
 今から二年前の2005年7月24日、中村光一から連絡が入り、西田がソニーから古時計のリメーク版のCDを出したので、京都に来るから、みんなで「ザン」に集まろうとの連絡が入ったのでした。
 西田は当時の面影はなくおっさん然としていたのですが、「ロードショー」を歌ってくれ、盛り上がりました。
 たまたま元村八分の松田が来ていたので、彼も伴奏に加わり、ブルース版「ロードショー」でした。
 それにしても、みんな確実に年老いて行きます。