4月2日、文パル城陽で布施明の「君に会いに行くよ」と、いうショーを観て来た。最近はロックやフォークのコンサートを観に行くことが多いので、ショーという感じであった。歌により腹式と胸式の発声方法を変える彼の歌声に圧倒され、満足のコンサートであった。それとは別に、思わぬ偶然があった。それはぼくの席の横に昔、といっても50年近く前、ぼくが入っていた「西洋乞食とひっつき虫」と、いうフォークバンドのリーダーであった中坊忠明が座ったのである。彼はパーキンソンを患い今はバンド活動はやめている。コンサートが終わってからほんの少しだけ話した。彼の持っているギターはマーチンのⅮ45が2台、28、ギブソンのドブ、ギルドの12絃、ギルドなど当時からうらやましい限りだった。ぼくはギルドが気に入っていた。その昔、坂庭しょうごちゃんがコンサートでいっしょになったとき、そのⅮ45を弾かせてといって楽屋で弾いていたのを思いだした。今もギターはある、というより増えているということだった。羨まし~。そんなこんなで思わぬおまけのあったコンサートであった。