地方の三文小説家「東義久」の独白

東義久のブログです。

割烹竹島30周年、おめでとう。

2009-03-21 00:56:15 | 友だち数珠つなぎ
まことの店、割烹竹島が開店30周年を迎える。
とりあえず、おめでとう。
夏は加茂川の床、床のないときはまことの和の料理で今日までやって来た。
そこで、世話になった人たちを集めてパーティーをすることになった。
まことは昔、ザ・ズームズのリードボーカルだったため、そのパーティーで久しぶりにバンドをやることになった。
ズームズは橋本の伸ちゃんが亡くなったので遊び人のよっさんと吉澤のコウテンしか残っていない。
よっさんは十字屋の子供ドラム教室に通い基礎からやりなおしているということだし、コウテンは指が動かなくなっているのでキーボードを弾く指だけでも美しく見せるため、マニュキアのエステ通いをしているということである。
この前、一回だけでも練習をしようと集まった。が、歌詞は忘れているは、声は出ないはで大変だった。けど、音よりも昔の仲間が集まってワイワイするのがなにより。
まことのボーカルが楽しみである。




遊び人のよっさん、健在です。


こうてん、よっさん、まこと、もりちゅー。


よっさん、まこと、ぼく、もりちゅー。

不思議な出会い(高林陽一監督のこと)

2009-03-21 00:07:21 | 文学の部屋
祇園のとある場所で、不思議な人と出会った。
その人は前衛・実験映画の先端を駆け抜けた、自主映画の巨匠と呼ばれる、
高林陽一監督だ。
年齢も世界も違うぼくと監督だったが、少しも偉ぶるところもなく、
「ぼくが15歳ほど若ければ、あなたの『銀の雨降る』と、いう小説を映画にしたかった」と、いってくださった。
お世辞もあるのだろうが、「あなたの文体には独特のリズムがあっておもしろい」と、いってもらい嬉しかった。
高林作品には「砂」「ひなのかげ」「すばらしい蒸気機関車」「本陣殺人事件」「金閣寺」「蔵の中」「往生安楽国」「愛なくして」「ナオミ」「ザ・ウーマン」などがある。
「涯への旅」ではモナコ国際映画祭でベストディレクター賞を獲得。出演者の遠藤久仁子さんはBESUT NEWCOMER賞を受賞されている。
また、あの宮沢りえが12歳くらいのころにコマーシャルに起用し芸能界に入るきっかけをつくられたそうだ。
とりあえず年齢も世界も違う出会いであるが、ぼくはいつも楽しい時間を過ごさせてもらっている。