(名古屋地方裁判所前にて支援者と共に)
6月7日(火)アイシン機工労働者の吉田祐二さんが、名古屋地方裁判所に7月以降も従業員としての雇用関係を継続するよう(地位保全)仮処分の訴えをしました。
20年余も働いてきたベテラン労働者が、手首を酷使する作業をしていて腱鞘炎等で疾病災害になり、長期の休職をせざるを得なかったのです。
2010年8月以降アイシン機工労働組合から全トヨタ労働組合に籍を移して、会社と9回の団体交渉を開催し労使で解決することを重視して来ました。
しかし、会社は6月30日で退職を迫る通知を出してきました。本人は復職の意思を伝え続けてきたにもかかわらず、会社は復職願いと復職可能の診断書を尊重せず復職を拒み続けてきました。
常識的には産業医の指導の下、作業の配慮をして復職をさせて症状の回復を図って行くのが有るべき姿です。AKKのような被災した従業員の健康や雇用さえもまもろうとしない反社会的な行為には断固としてたたかわざるを得ません。
当日、午後3時30分から名古屋地裁司法記者クラブで記者会見を開いた席上、吉田祐二さんは、安心して働ける職場を目指してがんばる決意を語りました。
みなさんの応援支援よろしくお願い致します。