全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

第4回団体交渉開催(トヨタ自)

2008年06月25日 22時42分45秒 | Weblog
6月25日(水)午後7時過ぎからトヨタ自動車と第4回団交を開いた。

 5月22日の朝刊に「トヨタ、QCに全額残業代」の見出しで、6月から実施するとの報道がされたが、職場では確証が得られなかったので、確認をするために団交を申し入れていました。
 
 申し入れ内容は、「従来、自主活動としてきた項目について、全面的に見直しをしたのか、なにが、どのように見直しをされたのか説明を求める」。さらに具体的に8項目で回答を求めました。
 トヨタはいまだに、不払い残業代を原告に支払っていないそうです。なぜかといいますと、労働基準法上時効(2年)となっているからだというのです。
 この考えに対して、厚生労働委員会で小池晃参議院議員が質問しました。

 舛添大臣が答弁で、「ひとつの重い判決が出た、・・・働く人たちの権利をきちっと守る、そういうことをきちんとやっている企業がこれから社会的責任をきちんと果たしている企業として、国民に受け入れられると考える」といっていることを紹介して、支払うよう求めました。
 
 原告に対して、いまだに謝罪をしていないことにも言及し、エプソン過労死裁判(長野)の判決に対して、エプソン社の「厳粛に受け止める・・・」コメントとは大違いです。従業員一人が労災で亡くなったことにお詫びもしないなど、トヨタの傲慢を指摘し、委員長から「トヨタの従業員として恥ずかしい思いをしている」と発言がありました。

 まだまだ解決しなければならないことがあります。引き続き団交をつうじて、快適で働きやすい職場を目指して、労使協議をすすめます。
コメント (3)
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