全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

明日、トヨタシンポジウム

2007年11月24日 08時25分30秒 | トヨタシンポジウム
第24回トヨタシンポジウムが明日に迫ってきました。この間一貫してグローバルトヨタの動向に目を向け、企業の果たすべき役割、私たち働くものの課題とは何かということを参加者とともに考えてきました。
 今回のトヨタシンポジウムも参加者からは満足できるものだと実行委員は考えています。ぜひ、お誘い合わせの上ご参加下さい。今回は、会場も豊田市内の中心部の便利な場所になりました。できれば公共交通機関をごりようください。お車の方は、3時間までは無料ですが、それいじょうは各自負担願うことになります。

□□ 第24回トヨタシンポジウム □□
日  時: 11月25日(日)  午前10:00~
場  所: 豊田産業文化センター 
       愛知環状鉄道新豊田駅から西へ徒歩3分
      、名鉄三河線豊田市駅より西へ徒歩8分
内  容: 講演「新自由主義と日本の行方」 
       講師:萩原伸次郎さん(横浜国立大教授)
主  催: トヨタ総行動実行委員会  
連絡 先: 052-871-5433 愛労連
備  考:
○ 特別報告=最近のトヨタの動向、トヨタの職場ではいま、
          ベトナム研修生問題、トヨタと自治体行政
          勝利和解! 東京大気汚染裁判
○ フロアからの発言=トヨタ内野裁判の取り組み
           偽装請負告発のたたかい など

以上
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トヨタ本社前で

2007年11月23日 21時32分17秒 | 機関紙
11月23日、振り替えで多くの人が勤務するトヨタ自動車本社前でATUの機関紙「オールトヨタの仲間」を3人で配布しました。
 この日は特に寒く、手を出すのも気の毒なぐらいの寒さでした。ティッシュに入れた「オールトヨタの仲間」は受け取りもよく、チラシ単体も含めて1時間で400枚程度配布しました。私たちのことも知っておいる人も見えるようで、頑張って下さいというお声もかけていただきました。一応私たちからすれば正規の組合活動なのですが、これといった嫌がらせはいまのところありません。今後はメガホンやハンドマイクでの宣伝も考えたいと思います。
 この1ヶ月、見知らぬToyota関連の労働者から連絡があり、組合に加入された人もいます。私たちの活動が広がれば、もっと様々なこともできると思っています。
以上
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創立70周年慰労金支給

2007年11月23日 02時47分51秒 | Weblog
トヨタ自動車では、11月3日に会社創立70年を迎えました。

 22日、創立記念として、管理職以上は平均10万円、以下は平均5万円、再雇用者は金一封で4万円、期間従業員は記念品でなぜか商品券2000円分が支給されました。期間従業員を除いて、各自所得税を引かれます。小生は39,200円でした。
 新入社員でも平均5万円に入るのに、2年超えた期間従業員は商品券とは・・・記念すべき日に働いている従業員であれば均等な待遇があってしかるべきだと思うのですが・・・皆さんはどう感じたのでしょうか?     
トヨタ通信員
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トヨタの品格

2007年11月22日 23時53分13秒 | Weblog
伊藤欽次氏の「あなたの知らないトヨタ」に次ぐ新作です。今回は、洋泉社という出版社から出版された「トヨタの品格」です。
 すでに西三河の夢屋書店では平積みされ売れているようです。ペーパーバックというスタイルで1部1000円というのも手に取りやすいです。
 ないようも旧作をしのぐもので、とても読みやすく書かれています。よいしょ本ではない、こういう事実を語った本が出されるということはとてもいいことです。
以下紹介文です。

猫も杓子もとばかりにトヨタ生産方式は世界中に広まり、「最強にして最良」と礼賛一色の状況が続いているトヨタ。だが、完全無欠と思われたトヨタの「綻び」が次々と表面化している。止まらないリコール、明るみに出る偽装請負、頻発する労災訴訟…。「自分の城」を拡張させるために政財界の中枢に進攻し、非常識なまでのゲンテイを下請けに押しつけ、乾いたタオルは知恵で絞り切る―その姿は本当に世界から称賛されるに値するものなのか?ワーキングプアや過剰なまでの働きすぎといった現代ニッポン社会の矛盾を詰め込んで突っ走るトヨタの前に赤信号を灯せ。

目次:
第1章 トヨタは元気…、だがクルマはトヨタだけではつくれない―足元に山積する矛盾
第2章 下請け企業の悲鳴―まわりを見ればパート・派遣・請負・高齢者・外国人ばかり
第3章 きつい・安い・短い―使い捨て同然の期間従業員
第4章 乾いたタオルは知恵で絞れ―トヨタの働き方、働かされ方
第5章 トヨタの「人権感覚」「人間性尊重」の欺瞞―企業人の前に個人の人権を
第6章 トヨタ車は「ジミンカー」―政財界を牛耳るトヨタの野望
第7章 なぜ不祥事が続発するのか―トヨタの品格を問う

以上
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外国人特派員協会がレクチャー計画

2007年11月20日 14時10分33秒 | Weblog
外国メディアが注目

 トヨタ自動車で仕事中に倒れて亡くなった、「内野過労死裁判」に11月30日(金)名古屋地方裁判所にて判決がくだされる。

 外国人特派員協会がこの判決について、世界に発信する準備がなされております。東京にて12月5日午後3時から4時まで、原告の内野さんに原告弁護士と全ト・ユニオン委員長が同席して、レクチャーを行う予定です。
  
 外国メディアは、労働者の問題なのになぜ労働組合が救済のため、運動をしないのか疑問をいだいています。

 全ト・ユニオンは'06年結成以来、働くものの命と健康を守る課題を掲げて、内野裁判や’07には、トヨタ・デンソーパワハラ賠償裁判の支援に立ち上がり、運動を広げています。


詳しくは外国人特派員協会ホームページをご覧下さい。
http://www.fccj.or.jp/~fccjyod2/node/2942
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所持品検査と人権感覚

2007年11月20日 11時49分04秒 | Weblog
最近トヨタ自動車や関連企業において、労働者が工場に入退場する際に、所持品検査をやっていると聞きます。これは一律どの工場でも行われているのではなく、トヨタ自動車でいえば高岡工場以外では聞きません。また関連企業でもカバンの中を見させるようなことをやっているのはデンソー以外では聞きません。
 会社側の言い分は会社内のモノがなくなっているからだというのです。ただモノが日常的に社外に流出している実態があるとしたらこれは大問題です。それは労働者のモラル低下であり、それを生み出している企業風土もです。
 皆さんの会社、工場ではどのようになっているのでしょうか?ぜひ知らせてください。
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11・16愛知総行動に参加しました

2007年11月19日 09時06分43秒 | Weblog
11月16日は、愛労連の提起した秋の総行動の日でした。この日は早朝ターミナル宣伝をはじめ、各地で様々な取り組みが行われました。
 私たち全トヨタ労働組合(ATU)も、早朝は刈谷駅ターミナルでの宣伝行動に参加し、午後は刈谷にある職業安定所(ハローワーク)と労働基準監督署の2つの機関に要請行動をおこないました。これには西三河南労連の議長や事務局長、またJMIUの仲間も一緒になって、関係機関への要請だけではなく真摯な意見交換もおこないました。特に労基署における中越沖地震における年休強要や労働者の健康に関わる問題については、有意義な意見交換ができたと思います。
 こんごもこうした活動は、継続していく必要があります。
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愛知製鋼 その後

2007年11月19日 08時54分10秒 | Weblog
ふれあいユニオンのSさんからの報告です。しかしひどいですね。

――「使途不明金1000万円以上」答弁書で自ら暴露――
http://imadegawa.exblog.jp/6849953/
■使途不明金の存在隠蔽「役員報酬」として処理

 今年9月末を持っての一方的な「自主廃業」を宣言した愛知製鋼下請会社・三築(代表
取締役:大久保文和)に対し、三築従業員の名古屋ふれあいユニオン知多分会組合員4人
が解雇無効の裁判を闘っている。(うち2名は勝利和解した前回に続き、2度目の解雇無
効裁判)。

 これまでの団体交渉の中で労働者側は、三築が3名の役員に対して昨年度1年間だけで
7000万円以上の役員報酬を与えており、それを踏まえてなお2007年3月末には1億8千万
円もの純資産を保有していた事実を突きつけ、「現時点では年間の給与総額を優に超える
純資産を 会社は保有しているはずだ」と追及してきた。だが会社側は労働者側のこの主
張に対し、「当社にとって資産表は経営上公にすることができません」と、現時点での財
務状況の開示を拒んだまま、労働者の解雇を強行しようとしたのである。(それにして
も、今から「自主廃業」するという会社が「経営上」公開できないと主張するのは、一体
どういう意味なのだろうか)。

 裁判の訴状においても労働者側は、昨年度の役員3名に対する7000万円以上の役員報酬
について言及した。それに対し10月16日、三築からの反論が裁判所に提出されたのである
が、これが傑作なのである。「7000万円の役員報酬」の指摘に対し、「平成18年度の役員
報酬が約7000万円計上されているが、そのうち約1000万円以上は、被告(酒井注:=三
築)の使途不明金を経理上役員報酬で処理した次第である」と、「反論」してきたのであ
る。

 こちらが聞いてもいないところで、僕たち名古屋ふれあいユニオン側が一貫して指摘し
てきた、「不明朗な会計処理」の一端を自ら「立証」してくれたのはありがたい。「語る
に落ちる」とはこのことである。会社側とすれば、役員は実は7000万円も報酬をもらって
いない。実際には6000万円程度だと言いたかったのであろうが、そもそも使途不明金が
1000万円以上に上ること自体が異常であるし、それを公明正大に報告することをせず、
「役員報酬」という形で処理し、隠蔽していたのだとしたら、それはなおのこと大問題
だ。三築の経営実態を徹底的に追及し、一方的で労働者無視の「自主廃業」の不当性を明
らかにしてゆきたい。

以下に、
名古屋ふれあいユニオン機関紙・『NFU ふれあい通信』10月号に掲載された、本件に
関する記事を転載する。

愛知製鋼は下請け企業の労務管理に介入するな!愛知製鋼の闘いは、今重要な局面を迎え
ている。

■これまでの大きな流れ

 トヨタ系大手部品企業愛知製鋼(東海市)は、これまで放置されてきた偽装請負をはじ
めとした違法な労務管理を、労働者の訴えにより行政からの指導を受けるなかで、二次下
請企業「有限会社三築」と一時下請「アイチセラテック」の契約を9月30日にうち切って
隠蔽を図ろうとした。

 しかし、三築の従業員及び三築の下請で働く労働者がユニオンに参加し、愛知労働局に
対し偽装請負の解消、直接雇用の指導を求めるとともに、愛知製鋼に対しすべての労働者
の雇用確保と労働条件の改善を求めて交渉の申し入れを行ってきた。

 その結果、愛知労働局も偽装請負の事実を確認し、9月初め愛知製鋼及び下請企業に改
善の指導が行われた。今後は二次、三次の下請状態をなくし、一時下請のみにするしかな
くなった。

 また組合との交渉を拒否したことについては愛知県労働委員会に不当労働行為救済の申
し立てを行い、現在委員会の場を通じて愛知製鋼に対しユニオンの要求を突きつけてい
る。

■明らかな組合活動への介入、偽装請負の温存

 そして、10月1日を迎えた今、愛知製鋼の中での雇用を望む大半の労働者は、何らかの
形での雇用が保証された。しかしユニオンに参加している2名の労働者について、会社は
彼らの下請企業への就職を妨害することにより愛知製鋼構内への就労を拒んでいる。

 これは明らかに労働組合活動への介入・差別であり、労働局の改善指導にも反した偽装
請負の温存である。私たちは愛知製鋼による下請企業の労務管理に対する介入を決して許
すわけにはいかない。

 一方9月26日、これまでさんざん中間搾取しておきながら、アイチセラテックとの契約
をうち切られたことだけで全員解雇を強行して、会社の資産の私物化を図る有限会社三築
を相手に、解雇無効の地位保全裁判の提訴も行った。

■様々な手段を駆使した闘いを

 重大な局面を迎えた10月、職場及びトヨタ関連企業への宣伝活動、労働局への違反申
告、労働委員会での協議・調査、解雇無効裁判といった様々な手段を駆使して、愛知製鋼
がユニオンや組合員への敵視政策を改め、法律を守り労働者の要求に沿った対応へと転換
するよう訴えていきたい。

引き続き熱いご支援・ご協力をお願いします。


※愛知製鋼内の偽装請負の実態については、「週刊金曜日」のルポ記事に引き続き、NH
Kの「クローズアップ現代」で(匿名ではあるが)紹介された。会社が事実の隠蔽を図る
なら、更に社会的問題として訴えていきたい。


【関連記事】
トヨタ系「愛知製鋼」下請、従業員らが地位保全請求
http://imadegawa.exblog.jp/5492237/

愛知製鋼株主総会:労組が会場前抗議行動
http://imadegawa.exblog.jp/5711475/

愛知製鋼:偽装請負告発2名の「解雇」撤回
http://imadegawa.exblog.jp/5746241/

愛知製鋼:構内下請け労組、不当労働行為救済申立
http://imadegawa.exblog.jp/6205214/

愛知製鋼:労災隠しの実態
http://imadegawa.exblog.jp/6425375/

愛知製鋼問題:二次「下請」を解雇不当で提訴
http://imadegawa.exblog.jp/6439169


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トヨタのこれから 紹介

2007年11月16日 12時09分27秒 | Weblog

The Economist 2007年11月10日号 からの紹介です。

トヨタ Toyota
首位への道でのぐらつき
A wobble on the road to the top
(2007年11月8日 デトロイト、東京)

世界最大の自動車メーカーになる寸前のトヨタだが、すべてが順調というわけではない。自動車会社の経営者は、自動車の見本市では、なにか人目をひくような、他愛ない行為を期待されている。それにしても、先月行われた東京モーターショーで、トヨタ自動車の渡辺捷昭社長(65)を「パーソナル・モビリティ・コンセプト」に押し込むという素晴らしいアイデアを考えたのが誰かはわからないが、会社の終身雇用制度に感謝した方がいいだろう。

なかなか興味深い指摘です。必ずしも順風満帆ではないということを押さえておく必要があります。とともにトヨタという企業は慕ったかであるがゆえに、新たな企業戦略が浮上することもあるでしょう。

全文は以下参照

http://www.eis-world.com/livedoor/071110.html
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内野裁判判決日

2007年11月15日 08時10分15秒 | Weblog
内野健一さんの労災認定を求める裁判の判決が今月末、11月30日にあります。
この判決がよき結果であることを願うとともに、多くの人が当日傍聴にも参加されることを訴えます。

以下支援する会からの訴えです。

日  時: 11月30日 12:30 集合 12:50 TV撮影後、入廷
場  所: 名古屋地裁2号法廷(大法廷)
内  容: トヨタ過労死認定裁判・判決言い渡し
主  催: 内野さんの労災認定を支援する会
連絡 先: 0566ー82-5020 愛労連西三河ブロック事務所内
備  考: 
 みなさま、今までのご支援、ほんとうにありがとうございました。
当日は、いよいよ判決言い渡しの日です。傍聴席は96席。ぜひ満席に
して応援したいと思います。ご多忙とは思いますが、どうかご参加
よろしくお願いいたします。
○ 入廷できなかった支援者のみなさまは法廷前に待機ください。
13:15頃「勝利判決」ののぼりが、みなさまに提示できることを祈ります。  
○ 事後日程:
13:30 桜華会館2F「桜花の間」にて、うたごえなど、支援者の交流。
13:50~14:30 「桜花の間」にて記者会見 
14:30~15:30 報告集会・控訴断念の要請行動提起
            (愛知労働局・厚生労働省宛)
16:00 上記に関する要請団出発
      (愛知労働局とトヨタ自動車名駅前ミッドランドスクエアー訪問)
○ TVは毎日放送が入ります。関西地方の4CHで12月9日1時間放映。

以上
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