アメリカ全米労組(UAW)がトヨタ関連の事業所に働く労働者の組織化を始めたと言うことはすでにお知らせしたとおりです。
その後の具体的な動きが、日経新聞で報道されています。
以下引用
全米自動車労組(UAW)は29日、トヨタ自動車の米ケンタッキー工場(ケンタッキー州)近郊で地域集会を31日に開くと発表した。トヨタ従業員の一部も参加する。トヨタの工場は一部を除きUAWに加盟しておらず、同労組が後押しする集会が開かれるのは異例。米自動車メーカーの不振で組合員減少に悩むUAWがトヨタ従業員の組織化を目指す動きといえる。
集会のテーマは「トヨタの成功を支える労務コスト」で、ケンタッキー工場の従業員が報酬や労働環境について話す。UAW副委員長も出席する。同労組が現地のトヨタ従業員らと接する機会を増やすため、地域集会を開くとみられている。
以上引用終了
今までのアメリカでのトヨタシステムの成功は、「労使関係」も含めてでした。これが日本型の労働組合でなく、産業別あるいは職業別労働組合が組織されれば今までとは違ったものになることはまちがいありません。
頑張れと、言いたくなります。
全文は以下参照のこと。
http://car.nikkei.co.jp/news/business/index2.cfm?i=2007033002099c0