トヨタついにアメリカ国内で第2のメーカーに。フォードを追い抜きました。
米新車販売:トヨタが初の2位、ホンダも4位浮上
【ワシントン木村旬】米自動車メーカーが1日発表した7月の米新車販売台数によると、トヨタ自動車がフォード・モーターを抜き、最大手、ゼネラル・モーターズ(GM)に次いで初めて米市場2位となった。7月は月間ベースで同社過去最高の販売台数だった。ガソリン価格の高騰を背景に低燃費車が売り物の日本勢と主力の大型車で苦戦が続く米国勢の勢いの差が一段と鮮明になった。
ホンダも同社の月間販売台数としては過去2位の高さとなり、クライスラー(ダイムラークライスラー北米部門)を抑えて、初の4位に浮上した。
トヨタは主力小型車のカローラが前年同月比約4割増、ハイブリッド車(ガソリンエンジンと電気モーターの併用)のプリウスも約2割増と販売を伸ばし、不振のフォードを尻目に6月の3位から浮上した。ホンダも06年の北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した小型車、シビックなどが堅調に売れ行きを伸ばした。日産自動車は前年に新型車を相次いで発売した反動などで落ち込んだ。
一方、GM、フォード、クライスラーの米ビッグスリーは、前年夏に大幅値引きを展開し販売台数を稼いだ反動もあって、大きくダウン。とりわけ主力の大型SUV(スポーツタイプ多目的車)が、燃費効率の悪さから米消費者に敬遠され、販売低迷が続いている。クライスラーは6月まで4カ月連続の4位に甘んじていたが、7月はホンダにも抜かれて、5位に転落した。
◆米7月の新車販売台数◆
1.G M 41万332台(▼19.5)
2.トヨタ 24万1826台( 16.2)
3.フォード 24万1339台(▼34.2)
4.ホンダ 15万1804台( 10.2)
5.クライスラー 15万349台(▼37.4)
6.日 産 8万6408台(▼16.2)
※カッコ内は前年同月比増減率%。▼はマイナス
毎日新聞 2006年8月2日 10時33分 (最終更新時間 8月2日 13時00分)
米新車販売:トヨタが初の2位、ホンダも4位浮上
【ワシントン木村旬】米自動車メーカーが1日発表した7月の米新車販売台数によると、トヨタ自動車がフォード・モーターを抜き、最大手、ゼネラル・モーターズ(GM)に次いで初めて米市場2位となった。7月は月間ベースで同社過去最高の販売台数だった。ガソリン価格の高騰を背景に低燃費車が売り物の日本勢と主力の大型車で苦戦が続く米国勢の勢いの差が一段と鮮明になった。
ホンダも同社の月間販売台数としては過去2位の高さとなり、クライスラー(ダイムラークライスラー北米部門)を抑えて、初の4位に浮上した。
トヨタは主力小型車のカローラが前年同月比約4割増、ハイブリッド車(ガソリンエンジンと電気モーターの併用)のプリウスも約2割増と販売を伸ばし、不振のフォードを尻目に6月の3位から浮上した。ホンダも06年の北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した小型車、シビックなどが堅調に売れ行きを伸ばした。日産自動車は前年に新型車を相次いで発売した反動などで落ち込んだ。
一方、GM、フォード、クライスラーの米ビッグスリーは、前年夏に大幅値引きを展開し販売台数を稼いだ反動もあって、大きくダウン。とりわけ主力の大型SUV(スポーツタイプ多目的車)が、燃費効率の悪さから米消費者に敬遠され、販売低迷が続いている。クライスラーは6月まで4カ月連続の4位に甘んじていたが、7月はホンダにも抜かれて、5位に転落した。
◆米7月の新車販売台数◆
1.G M 41万332台(▼19.5)
2.トヨタ 24万1826台( 16.2)
3.フォード 24万1339台(▼34.2)
4.ホンダ 15万1804台( 10.2)
5.クライスラー 15万349台(▼37.4)
6.日 産 8万6408台(▼16.2)
※カッコ内は前年同月比増減率%。▼はマイナス
毎日新聞 2006年8月2日 10時33分 (最終更新時間 8月2日 13時00分)