フィリピントヨタ労組・闘いの最新情報 (2006/11/10) についてのお知らせです。
TMPCWAホームページの翻訳の紹介です。フィリピントヨタ労組を支援する会ならびにレーバーネットジャパンのサイトからの引用です、先に、月刊「世界」(岩波)でもあったように、グローバル企業・人に優しい企業であるはずの海外でおこなっていることはあまり知られていません。多くの人に知ってもらいたいという思いで紹介します。
なお、原文サイトはこちらへ
http://www.tmpcwa.org/index_html
2006年11月10日
トヨタ内部の我が組合指導者達にトヨタの嫌がらせ続く
私達の組合の内部副委員長であるウェネシト・ウアヘル君によれば、彼は工場内で電話を使わせないという嫌がらせを受けていて、誰に架けることも誰からの電話に出ることも禁止されているということです。多くの組合員がウェニー君に電話したところ、副グループ長のアルドリン・リナングと先任グループ長のレオ・オナが、昨日(2006年11月9日)から、彼に電話の使用を禁止しているのだということでした。これは彼の所だけで起こっていることです。グループ長は、ウェニー君に電話を使わせないことを徹底するため、子機までも撤去してしまっているということです。ウェニー君の見るところでは、この新たな方針は課長のボビット・マーノから出ているのではないかと思われるということです。
会社から嫌がらせを受けているTMPCWAの指導者は、ウェニー君だけではありません。TMPCWAの別の執行委員であり、8月21日のDOLE(労働雇用省)前ピケで逮捕された執行委員の一人でもあるモナリト・ゲルテス君もまた、今日報告してきたことですが、会社は彼の病気欠勤を無許可欠勤に変えてしまったといいます。モナリト君の言うには、彼は病欠を取って医師の診断を受けるために病院に行ったのだということです。その記録を確認する医療証明書をもらってきているのに、上長はその証明書を認めないのだというのです。
彼等二人共、彼等に起きていることは、彼等の課長から、そして会社からの指示によるものに違いないと、強く感じていると訴えています。
TMPCWAは、会社の執拗な嫌がらせを強く糾弾します。私達は、TMPCWAの指導者達に対してだけでなく、私達のすべての組合員に対してなされる会社の執拗な違法活動に対して、必ず必要な措置をしていきますし、このことを法廷に持ち込んでいきます。
TMPCWAのすべての組合員に対するトヨタの執拗な嫌がらせを糾弾せよ!
以上