創造のよろこび♪♪

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墨遊 俳句

2007-04-16 16:07:34 | Weblog

墨遊 俳句

 Kの俳句二句書く

  滝のごと流るる藤や朱の社殿

     櫻は葉桜となり、間もなく藤が綺麗な季節の到来。

    山藤の素朴な風情もいいが、群生して垂れ下がる藤棚の藤の

    華麗な容姿もいい。奈良・春日大社の「砂ずりの藤」は見事である。

    社殿の朱色に映える紫紺の藤が若葉風に揺れる様は印象的だ。

  青蛙威儀を正して鍬の柄に 

    蛙が手足を揃えて正座(?)している様は面白い。

    滑稽ではあるが、こちらも背筋を伸ばしたくなる緊張感がある。

    畑に放置した鍬の柄にぴょこんと乗り畏まっている姿態に裃を

    着けた武士を想起した。

櫻の花も春雨にひとひら ひとひら落ち、石畳に美しい紋様をかもし出して

います。満開の花も素適ですが、この風情がなんともいえず私は好きです。

 

    

   

   

   



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