創造のよろこび♪♪

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墨遊 俳句

2008-03-01 17:53:28 | Weblog
墨遊 俳句

 短冊  Kの俳句二句書く

  水取や五体投地の練行衆

   東大寺二月堂の修二会が今日から。
   練行衆の足元を照らす走り松明は
   春を告げる奈良の風物詩である。
   堂内では練行衆が身体を床に投げ
   打つ激しい荒行がなされているが、
   我々庶民に代わっての修行なれば
   有り難く感謝をせねばならない。

  啓蟄の畦を拾ひて近道す 

   地中の虫どもが這い出てくる啓蟄は
   もうすぐ。春の陽気のせいか急いで
   いたこともあって駅からの帰途、
   三角形の底辺を辿るように田畑の畦
   を突っ切った日は啓蟄だった。

 
 二月は殊の外寒い日々でした。
 今日から弥生三月、少しずつ春らしくなって来ました。

 古都奈良の三月は修二会で始まります。
 お松明の下で火の粉を浴びると何ともいえない
 清々しい気持ちになります。
 
 庭の梅も椿もふっくらと蕾をつけて、
 暖かい春がすぐそこに来ているようです。


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