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5月14日(土): 天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功

2022年05月14日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

国際研究チーム「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)・コラボレーション」は、地球規模の電波望遠鏡ネットワークを使って、私たちが住む天の川銀河の中心にある巨大ブラックホールの撮影に初めて成功しました。今回の結果は、この天体が間違いなくブラックホールであることを示す揺るぎない証拠であり、多くの銀河の中心に存在すると考えられている巨大ブラックホールの働きについて貴重な手がかりを与えるものです。

<出典>: 「イベント・ホライズン・テレスコープ(Event Horizon Telescope)」)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 上の文は国立天文台の記事の一部です。この記事の詳細は

「天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功(国立天文台)」
 
「天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功(イベントホライズン望遠鏡:日本)」

「The Shadow of the Supermassive Black Hole in the Center of the Milky Way ( Astrophysical journal letter)」

からご覧ください。

なお、記事が少し長いですが、国立天文台の解説が最も分かり易いかと思います。

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<火星探査>

今日のテーマ: 土曜日、日曜日、祝日はお休みします。

これまでに掲載した記事を見るには、ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

 

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5月13日(金):  N11 : 大マゼラン雲の星の雲/火星探査

2022年05月13日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

大きな星達、粗い風、ダストの山々とエネルギーに満ちた光が、銀河達のローカルグループにおける星の構成の、最大かつ最も絵のような領域の一つを彫っている。 N11 として知られるこの領域は、大マゼラン雲(LMC)として知られ、我々のホームの銀河ミルキーウェイの隣人であり、多くのイメージの右上に見られる。ここに示されたイメージは、科学的な目的のためにハッブル宇宙望遠鏡でとられ、芸術的目的のために再加工された。ここに撮られた部分は NGC 1763 として知られているが、N11 輝線星雲全体は、大マゼラン雲のサイズにおいて、タランチュラ星雲に次いで2番目である。新生の若い星達を収めているコンパクトな数滴の暗いダストがイメージ全体に見える。ハッブル宇宙望遠鏡を用いた LMC の変光星の最近の研究では、観測可能な宇宙の距離のスケールを再較正するのに役立ったが、広汎な宇宙マイクロ波背景を使って見つかったスケールとは僅かに異なるスケールをもたらした。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: 古いインパクトクレータのゆっくりした変化 (リコネッサンス)

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5月12日(木): タイタンの海が太陽光を反射する/火星探査

2022年05月12日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

タイタンの地表は、何故眩しいフラッシュで照らし出されているのだろう? その理由は液体の海からの太陽によるきらめき(sunglint)である。土星の月タイタンは、多数のメタンの滑らかな湖を持っており、ある角度で、あたかも鏡のように日光を反射する。2004年から2017年まで土星を周ったロボット・カッシーニ宇宙船は、2014年に、ここに疑似カラーで撮られた、雲で覆われたタイタンを、雲を刺し通す赤外線の異なる帯でイメージを撮った。この鏡面反射は明るく、カッシーニの赤外線カメラの一つがを飽和させたほどだった。この太陽によるきらめきは迷惑であったが、それはまた役に立った。この反射領域は、タイタンの北が、顕著な蒸発の期間を示す、広い複雑な海の並びを持っていること確認させた。我々の太陽系の最も神秘的なこの月の数多くの通過の間に、カッシーニは、タイタンが、自然のガスの液化されたバージョンである雨を含め、活動的な気象を持つ世界であることを明らかにした。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: ヘラスの帯状の隆起 (リコネッサンス)

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5月11日(水): 火星の食:フォボス、太陽を横切る/火星探査

2022年05月11日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ここに示されたビデオは、1ヵ月前に、パーサビアランス・ローバーによって火星の地表からとられた。径約 11.5 キロメートルのフォボスは我々の月より150倍小さいが、50倍近い。実際に、フォボスは、5000万年以内に火星に衝突することが予想されるほど火星に近い。フォボスの低軌道は地球の日食より早く終える。このビデオでは約40秒間の通過が示されている。このビデオは、火星のジェゼロ・クレータで探査を続けている、ロボット探査車パーサビアランスによって撮られた。

<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」

<動画>: リンク先は Youtube です。

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<火星探査>

今日のテーマ:  インサイト、火星の巨大地震を記録 (インサイト)

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5月10日(火): 火星サンプル持帰りコンセプトイラストレーション/火星探査

2022年05月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

このイラストレーションは、パーサービアランス(Perseverance)が火星の表面から集めたサンプルを地球へ運ぶためにチームを組む、複数のロボットのコンセプトを示している。NASAとヨーロッパ宇宙機関は、パーサビアランスによって集められ、チューブに収められ封印された火星の岩石や土壌のサンプルを、地球での詳細分析のために持帰るコンセプトを開発している。現在のコンセプトでは、左下のパーサビアランスがサンプルを集めたジェゼロ・クレータの近くに着陸船を送る。NASAが提供するサンプル回収着陸船(右端)が、NASAのロケット(火星上昇船)を運び、第二の着陸船(背景)が、ヨーロッパ宇宙機関のゴルフ・カートよりやや小さいサンプル引取ローバー(中央)を運ぶ。この引取ローバーは、パーサビアランスが地表に残したサンプルを集め、サンプル回収着陸船に運び、火星上昇船に移す。パーサビアランスが直接新しいサンプルを着陸船に届けることもある。火星上昇船はサンプルを収めた容器を軌道に打上げる。火星軌道で待つヨーロッパ宇宙機関の地球帰還軌道船は、NASAが提供する捕獲、封入、持帰りシステムを使って、軌道を周っているサンプル容器とランデブーして捕える。このシステムは容器を捕え、地球に持帰るために、地球エントリーシステムの中にそれを準備をする。

<出典>: 「火星探査計画(Astronomy Picture of the Day)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: パーサビアランス(Perseverance)の「読み」については こちら から。

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<火星探査>

今日のテーマ: 火星のタンタウルス・フォッセ (マーズエクスプレス)

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5月9日(月): スペースXクルー3帰還/火星探査

2022年05月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

スペースXクルードラゴンエンジュランス宇宙船が着水した直後に見られる。この宇宙船は、2022年5月6日金曜日に、177日間の、宇宙での国際宇宙ステーション66・67クルーミッションを終えた後に、フロリダ州タンパ沖のメキシコ湾に着水した。

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 地球大気入りで焼けこげた船体を見ていただくために取り上げました。イメージをクリックして原版(4652×3304. 5.12 MB)で確認してください。

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<火星探査>

今日のテーマ:  マーズヘリコプター、パーサビアランス科学チームのために尾根のラインを調査 (インジェニュイティ)

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5月2日(火): インド全域にわたる熱波/火星探査

2022年05月02日 11時27分25秒 | 天文・宇宙

 5月3日(火)~8日(日)間の更新は休みます。

インドは、今、多数の都市で、摂氏42度を超える長い熱波に直面している。これは、この国の気象部門が、120年以上前に記録を始めて以来の、最も熱い3月を記録した数週間であった。コペルニクス・センチネル3号ミッションからのデータを使ったこのイメージは、国の大部分の陸地の表面温度を示している。インド気象部門によれば、4月8日に、国の一部で、大気の最大温度が摂氏43~46度に達した。予報官は、熱波の状況が5月2日まで続くと予想されると警告した。センチネル3号ミッションは、4月29日の雲のない陸地の表面温度の正確な測定を得ることができ、いくつかのエリアで摂氏60度を超えていた。このマップは、ミッションの海と陸地表面温度放射計装置を用いてつくられた。
--- 以上の解説は要約です。

<出典>: 「今週のイメージ(Week in images: ESA)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

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<火星探査>

今日のテーマ: マーズヘリコプターが見たパーサビアランス着陸機器の破片 (インジェニュイティ)

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5月1日(日): インド、ハイデラバードの街の灯

2022年05月01日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

ネルー外環道路に囲まれたインドの ハイデラバード の街の灯が、 南アジア亜大陸 の上空262マイルを周回する国際宇宙ステーションから撮られている。(2022.02.27)

<出典>: 「宇宙ステーション(Space Station)」

<大判>: 大判はイメージをクリック。

<ひとこと>: 明日月曜日、関連記事を掲載します。

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<火星探査>

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これまでに掲載した記事を見るには、ホームページの「火星の話題(Mars Topics)」から。

 

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