NASAのキュリオシティローバーのマストカメラ(Mastcam)で撮られたこの均一な層になった岩は、流れる水が湖に入ったところからさほど遠くない湖床の堆積物に特有なパターンを示している。この場面は、キュリオシティの火星での活動の712日目の2014年8月7日に、マストカメラの右のアイカメラでとられた複数のフレームを合成している。これは、谷のフロアから見た、「隠された谷(Hidden Valley)」の端の露岩を示している。この視界は手前で差渡し約 1.5 メートルである。これらの色は地球上の昼光の下で見られるようにホワイトバランスが調整されている。これは、古代の川の堆積に見られる交差した砂岩の下に形成される、厚く積み重なった、均一に層化された岩のタイプの例である。これらの岩はデルタの前面の一部として湖に堆積した記録と解される。
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