オリオン宇宙船は、日本時間12月5日午後9時5分の最初の秒読みで打上に成功し、引き続き順調に予定された処理を続けています。中継放送は引き続き着水以降も続けられます。中継を見るには「NASAテレビ放送予定」 から。
12月5日:オリオン宇宙船の試験飛行の打上は、昨日と同様に同じ時刻に試みられます。中継放送時刻等詳細はこちらから。
12月4日:オリオン試験飛行の打上は、ケネディ宇宙センタ付近の強風のため、9時17分、55分、10時26分、11時44分と試みられましたが、最終的に明日12月5日に延期になりました。なお、途中で液体酸素の出し入れをするバルブが正常に閉じられずテストが行われ正常であることが確認されました。
<参考>:NASAは次世代の宇宙船、オリオンの初めての飛行テストを12月4日木曜日に計画しています。オリオンは、無人で、東部標準時午前7時5分(日本時間12月4日木曜日午後9時5分)に、デルタⅣ重量ロケットで打上げられます。オリオン宇宙船は、スペースシャトル退役後、近地球軌道とのアプローチは民間に任せ、NASAは火星や小惑星などの深宇宙に向かう方針で開発された、新しいコンセプトと技術の宇宙船です。これに伴って、打上ロケットもデルタⅣ重量ロケットが新しく開発されました。
NASAは、 2010年のNASAの認可行為と2010年に提出された米国宇宙政策で概略を示された、2025年に小惑星へ、2030年代に火星へ人間を送るために必要な能力を開発している。火星は、その構成と進化において地球に匹敵し、我々の惑星の歴史と将来について学ぶのに役立ちまた我々の存在を太陽系に拡げる、科学的発見と、ロボットと人間探査の豊かな目的地である。火星は、その過去に生命に適した環境を持っていた。将来の探査は、宇宙の基本的な神秘の一つに答える生命の証拠を明らかにするだろう。ロボット探検家達が40年以上に亘って火星を調査している間に、火星の人間の探検のためのNASAの進む道は低地球軌道の国際宇宙ステーションで始められた。この軌道の研究室の宇宙飛行士達は、火星を含む深宇宙への人間のミッションに必要となる技術と通信システムの多くを証明するのに貢献してきた。オリオン宇宙船の宇宙飛行士達は、2020年代に小惑星を探査しサンプルを地球に持帰るだろう。火星への人間のミッションは、オリオンと、これまでで最も強力な打上宇宙船になる宇宙打上システム(SLS)の発展したバージョンに依存するだろう。
<出典>: 「今日のイメージ(NASA)」
<大判>: デスクトップイメージ