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最終更新日 7月29日 ジェムスウェブ宇宙望遠鏡 -最新の発表
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<今日のテーマ>: スバールバル、溶ける
2024年の夏、スバールバル諸島の氷冠は、非常に高い気温によって極端な融解のエピソードに見舞われた。
ノルウェー本土と北極点の間に位置するスバールバル諸島は、地球上で最速の温暖化の場所である。その陸地の半分以上は氷で覆われており、グリーンランドと南極大陸以外の地球の氷河面積の、約6%を占めている。
2024年7月下旬から8月上旬にかけて、気温が平均以上の摂氏4度前後で推移した北極圏のこの部分では、この暑さは、地球最北端の氷河があるスバールバル諸島に打撃を与え、雪と氷の急速な溶解を引き起した。
ランドサット8号の右上のイメージは、8月9日の、群島で2番目に大きな島である ノールアウストラン(Nordaustlandet Nordaustlandet)島 を指し、水と堆積物が海岸から北極海に流れ込んでいる。堆積物が、島を取り巻く水面に印象的な色の渦巻きを引き起こしている可能性がある。季節の雪が溶け、「ファーン(firn:万年雪)」と呼ばれる古い圧縮された雪の層によって、水色の氷河の氷の一部がむき出しになり、このイメージで露出している。
この大きな融解は8月に入っても続き、持続性のヒート・ドームがスカンジナビアの北極圏の一部を焼いた。スバールバル諸島の首都スピッツベルゲン島のロングイェールビーン(Longyearbyen)では、8月11日に、気温が摂氏 20.2 度に達した。8月の最高気温は、前月の月間記録を約 2.2 度上回っている。
<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。
<出典>: Earth Observatry