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8月10日(土):運命づけられた星イータ・カリーナ

2024年08月09日 19時55分56秒 | 天文・宇宙

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 最終更新日 8月 1日  宇宙科学の話題 ----総合的な話題
 最終更新日 8月10日  今日の宇宙 ------下の記事と同じ

 最終更新日 8月 9日  火星探査情報 -----火星探査情報
 最終更新日 8月 1日  地球観測 -------温暖化対策として
 最終更新日 7月18日  アルテミス2 ------有人月周回への準備
 最終更新日 8月 5日  ハッブル宇宙望遠鏡  --最新の発表
 最終更新日 7月29日  ジェムスウェブ宇宙望遠鏡  -最新の発表
 <新> 準 備 中    宇宙ステーションは今 --日本人飛行士滞在期間


<今日のテーマ>  運命づけられた星イータ・カリーナ
イータ・カリーナ(Eta Carinae)は今にも爆発しそうだ。しかし、それが何時になるかは誰にもわからない。来年かもしれないし、今から100万年後かも知れない。イータ・カリーナの質量は太陽の約100倍あり、本格的な超新星爆発の有力候補となっている。歴史的な記録によると、イータ・カリーナは約170年前に珍しい爆発を起こし、南の空で最も明るい星の一つになった。鍵穴星雲(Keyhole Nebula)のイータ・カリーナは、現在、天然のレーザー光を放出していると考えられている唯一の星である。

この注目のイメージは、このはぐれ星を取り巻く珍しい星雲の詳細を引き出している。望遠鏡によって引き起こされた回折スパイクが、イータ・カリーナの中心から発せられる明るい多彩な縞として見えている。ホムンクルス星雲(Homunculus Nebula)の二つの異なる塊(lobes)が熱い中央領域を囲み、イメージも右側に向かって伸びるいくつかの奇妙な放射状の縞が赤く見える。塊はガスとダストのレーンで満たされており、中心付近で放出される青色の光と紫外線を吸収している。しかし、この連鎖は未だに解明されていない。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Gary Daines(著者名です)

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8月9日(金): 火星の岩のヒョウの斑点

2024年08月09日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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  最終更新日 7月30日     ハッブル宇宙望遠鏡
  最終更新日 7月29日     ジェームスウェッブ宇宙望遠鏡
  <新> 準 備 中       国際宇宙ステーションは今-- 日本人飛行士滞在期間

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<今日のテーマ>

火星の岩のヒョウの斑点

この珍しい場所は、なぜ生まれているのだろう? 火星の岩石の明るい色の斑点、それぞれが暗い境界線で囲まれており、今、火星を探査しているNASAのパーサビアランスローバーによって今月初めに発見された。有名な地球の捕食者のマークに似ていることからヒョウの斑点と呼ばれるこれらの奇妙なパターンは、古代の火星の生命によってつくられた可能性が調査されている。 写真の場所は直径数ミリメートルであり、チェヤバ・フォールズ(Cheyava Falls)と名付けられた大きな岩の表面に発見された。 エキサイティングだが証明されていない推測は、地球の岩石に現れるある同様な斑点のように、暗いリングを残しながら岩を赤から白に変え、はるか昔に、微生物が化学反応でエネルギーを生みだしたというものである。他の非生物学的な説明が最終的に優勢になるかもしれないが、 この潜在的な生物学的起源に焦点を当てた推測は、多くの興味をそそる原因となっている。

<ひとこと>: これは8月7日の「火星探査写真集」に掲載した記事の再掲です。大判はイメージのリンクから。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

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