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8月6日(火): 太陽のダンス/ミッション別ページ

2024年08月06日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

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太陽のダンス

我々の太陽の表面は、ある時は踊っているように見える。 例えば、2012年の半ば、NASAの太陽軌道を周回する太陽活動観測(SDO:Solar Dynamic Observatory)宇宙船は、アクロバティック・ダンサーのようにランニング・ダイブ・ロール(running dive roll)を行うような印象的な隆起を撮った。この劇的な爆発は、約3時間をカバーする注目のコマ落としビデオで、紫外線で捉えられた。 ループする磁場が太陽の高温プラズマの流れを示した。踊る隆起のスケールは巨大で、熱いガスの流れるアーチの下に地球全体が簡単に収まる。静止した隆起は通常約1か月続き、コロナ質量放出(CME)として噴出し、太陽系に高温のガスを放出する可能性がある。この太陽の隆起を生み出すエネルギーのメカニズムはまだ研究中である。2012年と同様に、今年も太陽の表面は非常に活発であり、多くのフィラメントと隆起が示されている。

<ひとこと>: イメージのリンク先は動画 YouTube です。

<出典>: Astronomy Picture of the Day

<付記>: 11年周期の太陽活動も極大期に入っています。以下、8月4日の Space weather com News から抜粋。

太陽黒点の数は23年ぶりの高水準に達した。 太陽は2001年のようにパーティーをしている。太陽黒点の数が今ほど多かったのはこれが最後である。ベルギー王立天文台の太陽の影響データ分析センター(Solar Influences Data Analysis Center)によると、2024年7月の月平均の黒点数は 196.5 だった。これは2001年12月以降、毎月上回っている。
--- 参考:極小期には太陽黒点“0”というときもありました。

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<ミッション別ページ>

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