肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

成長の証?

2012-02-16 14:35:41 | 子供の話題
次男が通う塾のN先生に、
先日、こんなお願いをされた。

今度、塾の説明会をするのですが、
君のお兄ちゃん、君に大学生活について、などのアンケートをしたいんです。
よろしければ、君のメールアドレスを教えて頂けますか?

あのう、あまり期待しない方がいいとおもいます。
なにせ、ああいう性格ですから、
まず、返事が返ってくるかどうか分かりません。
それに、お答えする内容もいいかげんかもしれません。

以前、母校の先生から、
夏休みに高校生を大学見学に連れて行くので、
案内役を務めて欲しい、と頼まれた時も、
面倒くさい、俺はそういうのは苦手だからと、散々グタグタ言い、
結局、「その日は部活があるから。」と、断ったくらいですから。

と、一応申し上げておいた。

日頃お世話になっているN先生のお願いだ。
何とかお役に立ちたいとは思うが、
がっかりされるんじゃないかと実に不安だ。

風貌が真面目に見えるので、
「誠実そうだね~。」とか、よく言われる長男。
でも、暫く付き合うと、
「お前っていい加減な奴だな。」
と、見破られてしまうのだ。

そんな男だから、アンケートに真面目に答えるとは思えない。

一緒に聞いていた次男も、残念そうに首を振る。

こんな風に育ててしまった親の自分に、責任があるのだよね~。


ところが数日後、N先生から意外なお返事をいただいた。

あ、お母さん、ありがとうございました。
君から、返信ありました。
3日後でしたけど、
「お返事遅くなりました。喜んで承ります。」
って。

「えー!びっくり~~~!」


「私にもしてこないのに。」

「どうしたお兄ちゃん・・・・・しかも敬語使ってるし。」

「承ります・・・・・なんて、いつの間に覚えたんだろう?
やっぱり主将やってると、OBに連絡するのに気を使うのかしら。」

「そうだな。でも、3日後ってところがお兄ちゃんらしいな。」


ちょっとは成長したのかな、と嬉しく思っていた矢先、
次男のに長男からのメールが入ってきた。

「あのさ、お前の先生からメールもらったんだけど、先生のメアド分かる?」

理解不能な内容に次男唖然。

「メールもらったのに、メアド分からんって、どーゆーことよ?」

「たまたまメール受けた時、俺の携帯修理に出してて代替機だったんだよ。
修理終わって自分のが戻ってきたんだけど、
代替機のメールボックスに入ってたメッセージは消えちゃったんだ。」

「了解、じゃ、先生に聞いておくね。」


母じゃなくて、弟に送ってきたのは、
長男の策略が見て取れる。

私だと、
「修理の受付の時、
代替機に入ってきたメールは消えちゃいますよ、って説明されたでしょ。
どうしてメアド登録しておかないの!」
と、文句言われる。
が、弟なら黙って言うこと聞くだろう、てな魂胆だ。


ああ、あとは、アンケートに真面目に答えてくれるのを祈るだけ。

愚息が変なこと書いたら、N先生、ゴメンね~。