![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/0e/fb6463c05193013c277d74c70dbf59ed.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/89/a2f42e2c30a358a20bc2a5746988c5c6.jpg)
どうも最近ピアノが気になる。
そこで、だいぶ前からチケットを取っていた。(S席)
それが、ピアノコンチェルトでもないのに大ホールだった。
ほんまかいな?
そんなにお客さん入るんか。
半信半疑だったが、バック席も含めてほぼ満員だった。
わたしは、お名前すら知らなかった。
今日のコンサートを選んだのは、曲が「ベストオブクラシック」的なラインナップだったからだ。
だけど、ピアノ・リサイタルなので、登場するのはお一人だけ。
別に司会者がいるわけでもない。
どれだけプレッシャーだろう、と余計な心配をする。
ベートーヴェンの月光から始まる。
どういうピアニストなのかネットで事前チェックはしていたが、やはりあまり参考にはならなかった。
ビールでいうとエビスビールやモルツみたいな演奏。
途中ギネスビールやドイツの地ビールも出てくるといった感じ。
ラ・カンパネラやショパンの英雄は、立ち上がるような力強さを感じた。
後半はドビッシーの月の光から始まる。
すると音が一転した。
まあドビッシーということもあるかもしれないが、今度はアサヒスーパードライ的な感じの演奏になった。(クリアーな音になったのだ。)
私はこちらの方が好みだ。(ビールはエビスビール系の方が好きだが。)
スクリャービンの悲愴、ベートーヴェンの熱情と、たたみかけるように情熱的な演奏が続く。
演出なのかもしれないが、私は最初からこういう演奏でやってもらいたかった。
アンコールには、こまったような顔をされていたが、ショパンのノクターン20番をしっとり聴かせてくれた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます