とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

棟方志功展 国立近代美術館へ行く

2023-11-17 13:27:34 | 音楽 美術
自画像

棟方志功はかなり前からファンだった。
たとへばこの谷崎潤一郎の「鍵」

小説自体にはあまり興味がなかったが、棟方志功の画集のような本なので、挿絵見たさに購入した。
今回原画が展示されていた。


そもそもこの展覧会のタイトルが鍵に挿入されている版画だ。



当時の出版界はすごい企画をする。
他にも、版画家の畦地梅太郎と室生犀星なんかもタッグを組んでいた。

「大和し美し」も佐藤一英の詩を土台に、版画として仕上げたコラボ作品だ。
(初期の代表作)


釈迦十大弟子は横にずらっと並べるとすごい迫力


あくの強い個性的な作品だ。
それで一時期は鼻に付いてあまり見なくなっていた時期もあった。
飛ぶ跳ねる湧き上がる。まるでのだめ。

作風もヨーロッパ画壇の影響を受けたようなものもあるが、
基本的に「鍵」なんかで描かれているようなのが私は好きだ。


和田誠さんのもじり(パロディー)「倫敦巴里」でも取り上げられている。
和田さんにかかると、こういう感じになる。

失礼

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