とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

働き方改革に思う(シニア世代のグチ)

2019-08-10 21:32:41 | 主張 感想
追い込まれる。
提出期限はいつまでか。

完成しても油断は出来ない。
他の業務との整合性は、数値に矛盾はないか、
何度もいろいろな視点に立ち返り検証する。

ある業務では、突然顧客から質問だ。
何が問題なのか、何をしたいのか、
問題解決へのアプローチで最良の方法は、
他部門への指令はどうするか。

人手不足に加え漫然とした残業が許されない時代となった。
そこで会社に着くなり、いきなり業務を開始。
もはや部署内で雑談するゆとりもない。

ここ10年、業務の高度化が著しい。たえず新たな課題に取り組まなければならない。
必要とされる専門知識もどんどん複雑になり、他部署の人間には理解できなくなる。
繁忙期には、緊張が続くあまり頭痛、めまいが慢性化。
それを薬を飲んでやりすごす。

55歳を過ぎたころから、体の衰えを実感。
年々パフォーマンスが低下する。
来年持ちこたえられるか。

そこで直談判。
健康を維持できない働き方には限界だ。
退職をちらつかせ、一部の業務をアウトソーシングすることを承諾させる。
それでも業務は膨張し続ける。
あといつまでもつか。

故郷の山 大山

2019-08-10 19:04:36 | 山行
大山は家からもよく見える。初めて登った山も大山だったと思う。
故郷を象徴する山。
津軽であれば岩木山、上州なら赤城山、鹿児島なら桜島、私にとってそれは、大山かもしれない。

それで原点回帰、大山へ登る。
下界は猛暑だが、大山の山頂はさわやかだ。
相模湾を望めるポイントもある。(山頂にタヌキがいた)




大山は江戸時代から観光地で、大山詣りと江の島観光がセットになっていたそうだ。
大山、江の島ツアーは、ガイドも付いていた町内会の団体旅行であった。
落語に大山詣りというのがある。
聴くと当時の雰囲気がなんとなくわかる。




私が初めて登ったのも小学校の行事で、やはり団体登山で同級生とワイワイガヤガヤやりながら登った。その時は、阿夫利神社らしく雨が降りそうな雲行だった。
大山の真骨頂は、大山のあたりだけに雨雲がかかっている時だ。そんな天候こそが大山にふさわしい。(たぶん海からの上昇気流のせいだ)


下山して平野の方へ行くとカンカン照りだったりすることがよくある。

江戸時代、団体さんが泊まるのが基本だった宿坊には、今では英語の表記も付いている。時代はグローバル。