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とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

先週のわからん

2020-10-04 22:09:48 | 主張 感想
news every 先週もいろいろありました。

1.東証システム障害 10月1日

9時を過ぎても東証のシステムが動いていないとの速報がネットに流れた。
バックアップシステムはどうなっているのだと思った。
あれだけやかましく言われていた危機管理対策で当然のセオリーが、あっさり動かない。
巨大システムには、システム規模と同じ大きさのリスクが潜んでいるということなのだろう。

コロナ時代には絶対に成立しないが、かつての立ち合いは、証券業界の伝統技能だった。(私の友人も昔やったことがあると言っていた。)今では出来る人もいなくなってしまったことだろう。

2.日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命拒否問題 

やはり滝川事件を思い浮かべた人もいたようだ。
滝川事件とは、京都大学の教授であった滝川幸辰氏が中央大学で行った講演を政府が問題視し、政府に対する攻撃的思想の持主だとして(滝川教授の主張が国家に対する攻撃だと決めつけられた。)京都大学を追われた事件。その後天皇機関説事件の美濃部達吉、東大の矢内原忠雄事件など次々に学問の自由に対する弾圧事件が起きた。

前に麻生太郎副総理(当時)が「ナチスの手口に学んだらどうかね」との発言もあり大変不気味だ。

3.昨日と今日、港の汽笛がきれいに聞こえた。(私的な話)

風向きが良かったのか、いつになくクリアな音で聞こえた。
港町横浜に住んでいるというアイデンティティーが高まる。

最近、新年を迎えた時の汽笛の音が聞こえないのだが、鳴らしてはいけないという緘口令でも出ているのか心配だ。


ソッソソクラテスかプラトンか

2020-07-19 17:27:37 | 主張 感想
混迷の時代には哲学が必要だ。

究極の哲学は禅のような気がする。
それぞれの修行僧ごとに見解を持つ、これぞ生きた哲学。

生半可な知識にしかならなくとも、哲学者の考えに触れることは有意義だ。
なにしろ、人の考えは様々。
悩んで悩んで良い方向に導こうする先人の考えは一通り肯定してみる必要があろう。

たとえば京都アニメーションの事件、あの犯人はどうなるのだろうか、うかつなことは言えないが、普通であれば死刑判決ということになろう。ところが医療関係者にすれば誠心誠意でたすけた命。あまりに理不尽。
手塚治虫もブラックジャックの中で問題提起していた記憶がある。
科学では解決できない哲学の問題だ。
これからは、そんな問題が多くなっていくのだろうなと思う。

俳優の三浦春馬さんの自殺の件、芸能関係者から多くの哀悼のコメントが寄せられているようだ。
コメントからは、彼が如何に人格者で、才能あふれ将来を嘱望された俳優であったかがわかる。ストイックなまじめな性格であったというので、物事をいい加減にするということが出来なかったのかも知れない。仕事に追われ、思いつめることもあったのか。

一般の人にはない、多くの人との関わりの中で生きていく人気タレントは、おれ様タレントでなければ、自分自身を肯定出来きる哲学を持つことが必要な気がする。

大平総理の田園都市国家構想は実現できないものかと思う

2020-05-10 18:59:28 | 主張 感想
リスクは分散させるのが定石である。
収益や生産性に優れても、リスクを一点に集中させてしまうと不測の事態が起きた場合には対処のしようがなくなる。
多くの企業は、収益とのバランスを見ながら、取引先や生産拠点を分散させ事業を行っているが、国家の単位で考えると、今の日本は一局集中のリスクを取りすぎているとしか思えない。
首都圏へのあらゆる機能の集中は、極めて危険な高リスクだ。
世間は今コロナウイルス対策一辺倒だが、こうした社会的リスクが顕在化しないと、普段隠れているリスクの重大性に目が向かないのも事実だ。
その時では遅い。

現在安倍内閣は、地方創生を重要政策として掲げているが、今一つ力強さに欠ける。
他力本願で政府の主導力が見えてこない。
過去の政策で主だったものには、全国総合開発(三全総)があるが、中でも最もよく知れたのは田中総理の日本列島改造論だった。
本来高度成長期における地方と首都圏との不均等発展を是正するための政策であったが、皮肉にも、全国にはりめぐらされた新幹線や高速道路網は、ますます東京への一極集中を進めることとなってしまった。
東京へのアクセス力が地方都市の存在価値を測る指標となってしまった。

昭和のころまでは、それでも地方にはまだ活気があった。
山村を訪れても田畑は美しく手入れされ、人々の生活感があった。

最近の外国人観光客は地方都市の魅力について気付きはじめていたようだ。
コロナウイルスの惨事は、地方自治を見直すきっかけとなったかもしれないが、今回のことで、ただでさえ脆弱であった地方経済の崩壊をまねきかねない事態となってしまった。

もはや地域経済や地域文化は崩壊寸前である。
人材の流出が止まらない。
今こそ単なる経済効率だけで地域の価値を測るのはやめにしよう。
日本がここまで発展できたのは、幕藩体制のころに地方に優秀な人材が育ったからだ。
地方から中央の政府を批判し、影響を与えるような人材が育っていたからだ。
様々なかたちで地方文化が醸成されていたからだと思う。

文化を担うのは人である。
今の地方の担い手達が亡くなってしまえば本当の意味での地方の消滅となりかねない。
多様性があってこそ国としての将来の展望が見えてくる。
強い国家とは、国土の隅々まで活気が溢れている国だ。

経済の裏付けがなければ成り立たないのは事実だが、ITの進展は一抹の希望を抱かせる。
大平総理は田園都市国家構想を掲げたが志半ばで亡くなられてしまった。
政治家にとってめざす理想像は大切である。
現実との折り合いをつけ目指す方向へ進めていくのが政治だ。


最近地方へ行くと悲しくなる。少し活気があるかと思えばリトル東京化していて少しも魅力を感じない。
中央の補助金付き地方都市の再開発は街の個性を失わせてしまった。

メガロポリス・ヤマト(手塚治虫が描く巨大未来都市)には住みたくない。



働き方改革に思う(シニア世代のグチ)

2019-08-10 21:32:41 | 主張 感想
追い込まれる。
提出期限はいつまでか。

完成しても油断は出来ない。
他の業務との整合性は、数値に矛盾はないか、
何度もいろいろな視点に立ち返り検証する。

ある業務では、突然顧客から質問だ。
何が問題なのか、何をしたいのか、
問題解決へのアプローチで最良の方法は、
他部門への指令はどうするか。

人手不足に加え漫然とした残業が許されない時代となった。
そこで会社に着くなり、いきなり業務を開始。
もはや部署内で雑談するゆとりもない。

ここ10年、業務の高度化が著しい。たえず新たな課題に取り組まなければならない。
必要とされる専門知識もどんどん複雑になり、他部署の人間には理解できなくなる。
繁忙期には、緊張が続くあまり頭痛、めまいが慢性化。
それを薬を飲んでやりすごす。

55歳を過ぎたころから、体の衰えを実感。
年々パフォーマンスが低下する。
来年持ちこたえられるか。

そこで直談判。
健康を維持できない働き方には限界だ。
退職をちらつかせ、一部の業務をアウトソーシングすることを承諾させる。
それでも業務は膨張し続ける。
あといつまでもつか。

今週の「わからん」4 

2018-11-21 19:51:34 | 主張 感想
凄腕会長ゴゴンゴーン
子会社使ってゴゴンゴーン
ベイルートだよゴゴンゴーン
アムステルダムだよゴゴンゴーン
リオデジャネイロだろゴゴンゴーン
ギャー! 特捜部~

ゴ―ンさんは派手にやり過ぎて失敗したようだが、
そんな経営者は、掃いて捨てるほどいる時代だ。
程度の問題なのかもしれない。

ただ、ゴ―ンさんのように財務に明るいと思われる経営者の感覚が、中小企業のおやじと変わらなくなっているのがわからない。
長年にわたる権力の集中は、一般常識の感覚をも狂わせるのか
それとも、単なる人としての品性の問題なのか

保身目的に、よからぬ人物を登用するのは、将来の企業を担うべき人材を排斥することになり、長期的には企業価値の低下をまねくだろう。
創業者でない社長には、一定の在任期間の制限を設けたり、後任人事には、前社長の影響が色濃く出ないようにする工夫も必要な気がする。
大企業には三権分立のような仕組みが必要だ。

この世界の片隅に、君の名は。を観る

2017-01-14 09:46:09 | 主張 感想
年末年始に今話題の2つの映画を観た。
対照的な映画だったので感想を書いておく。

この世界の片隅に
あっという間に進行していく映画の場面を見ながら、語られているすべての情報を頭にインプットすることは難しかった。この映画には、作品作りで取材した呉や広島の人達の様々なエピソードを取り入れているのだろう。それを少しでも知る人にとっては、心打たれる映画にちがいない。
当時の人達の体験をアニメ化することで、この映画には、記録映画としての側面もあるのではないかと感じた。

私が社会人として働き始めたころには、まだまだ実際の戦争体験のある方が数多くおられた。
仕事上のなにげない会話の中でもそんな話を聞くことがあった。
撃沈した巡洋艦の乗組員であった社長さん。
息子さんが特攻隊員であった奥さん。
今では、もうそんな話を聞くことも無くなってしまったが、
映画の中で、おっとり系のすずさんが主役な分けは、戦争を変に誇張するのではなく、普通の生活者の中にも理不尽な戦争がやって来たのだと、一般生活者の目線のリアリズムで描きたかったのではないかと感じた。この映画は、そういう意味で今後さらに貴重になることだろう。


君の名は。
前評判だけで出かけたが、
スターウォーズなどでも感じたが、SF映画としては、物足りなく、ストーリー展開も稚拙だ。映像の派手さだけが取り柄のように感じてしまうのは、歳のせいか。

へりくつ者は、心が入れ替わって、どうしてそれぞれの高校へスムーズに登校することが出来るのか、観光名所ともなりそうな大きな湖の存在をほとんどの人が知らないのはなぜか、
などと考えてしまう。その途端にしらけてしまう。一歩引いて、すべて夢の中の出来事と解釈しても感動のストーリーには感じられなかった。(退屈だった)


明日の選挙で悩んでいる

2016-07-09 14:13:50 | 主張 感想
いつの間にか選挙で、明日が投票日だという。
今回の選挙から一部高校生にも投票権があるらしいが、
これもいつの間にかという感じだ。

選挙になると、よく駅前などで演説をしているが、なかなか聞いている暇はないし、時間があってもお付き合いするのはおっくうだ。
かと言って誰かしらには投票しなければならない。
へんな人に投票して、その人が議員になってしまったら自分にも責任がある。

とりあえずは、選挙公報を見てめぼしをつける。
今はネットもあるので、いろいろ検索してみる。
マニフェスト、重点政策とその順番 

最近は情報公開がやかましい世の中となったので、
一般企業でも、ステークホルダー(利害関係者)に対しては、十分な情報開示を行わなければならない。

政党や議員さんも、前回の選挙時のマニフェストの達成度合いや、自らの評価のコメントがあった方がよい。
特に政党助成金をもらっている党は、選挙時には予め指定した特定項目について他の政党と比較判断が出来るような開示をしたらどうだろうか。

政治には臨機応変も必要だから、あまり細かく縛るのはよくないだろうが、
選挙の時には、なにも言わなかった重要法案を、当選したからと言ってさっさと成立させるような後出しじゃんけんだけはやめてもらいたい。


身近な振り込め詐欺

2016-01-26 23:18:21 | 主張 感想
振り込み詐欺の被害額は年間500億円前後になるそうだ。
それを裏付けるように、私の身近でも、振り込め詐欺の未遂事件は多発している。

もう5年以上も前の話になるが、会社の同僚のお嬢さんを装った詐欺があった。
詐欺の状況設定は、お嬢さんが車で交通事故を起こし、相手から示談金を要求されるというもで、話の中には、お嬢さんの親友も登場し、事前に入念な情報収集があったものと思われる。
相手の嘘はすぐに見破られたが、劇場型詐欺の走りだ。

もう一人もやはり会社の人で、こちらは、息子を装う古典的なもの。
ある時息子さんを名乗る電話があり、(その時、本当の息子さんは家に居たそうだ)人の悪いその人は、犯人の言い分を一通り聞いた後、息子さんに向かって、「お前から電話だよ」とやったそうだ。

うちの奥さんにもあった。
こちらは、裁判所を騙る手紙で、未納金の納付を命令するものだった。
かように日常化した詐欺は、日々手口も変化しているようなので、お年寄りはよほど注意しないといけない。

マイナンバー制度に思う

2016-01-09 21:17:15 | 主張 感想
マイナンバーばかりではないが、
最近の会社の業務というのは、細かくぎちぎちに管理されていくばかりで、
なかなかその流れについていけない時代となってしまった。
パソコンなどの、省力化の技術も進んではいるが、
品質管理のハードルは年々上がるばかり。
昔は、ベテラン社員のカンで済んでいたような事も、
ぼう大なデータの裏付けがあっての品質管理でなければ、認められない世の中となった。
コンプライアンスやリスク管理、ガバナンス(企業統治)などと、まことに細かい。

ところでマイナンバー制度は、結局のところ脱税防止が究極の目的であろうが、
財政赤字がここまで進んだ日本では、消費税を10%にしても財政赤字の改善は無理であろう。
根本的な税収改善の秘策として、私が考えている事がある。

これだけ少子高齢化が進んでいる日本では、独身の人や、子のない夫婦も多いことだろう。
相続人に親や子、孫のいない人の財産は、国が接収出来るようにしたらどうだろうか。
核家族化が進んだ日本では、あまり違和感がないのではないかと思う。
今の時流では、この方法が可能なら、
これから政府の収入はどんどん増えるのではないかと思うが。
やはり素人考えか?

MRJに感動する

2015-11-15 19:59:35 | 主張 感想
いや、すごい
国産機うんぬんというより飛行機そのものがすごい。
小さめの主翼と美しいフォルム
見ただけで高性能まちがいなしというイメージだ。

なんだか宮崎駿の風立ちぬを思い出してしまった。

三菱が、名古屋という伝統の場所で再び飛び立った。
エンジニアの熱い情熱と、日本のものづくりの誇りに感動する。

普通ならこういったことには関心の薄い私だが
MRJにだけは一度乗ってみたい。

そんな風に思わせる飛行機だ。

続まんがパレスチナ問題

2015-11-14 21:27:42 | 主張 感想
戦慄のテロが頻発している。
パリのテロはいったいどう考えたらよいのか
ロシア旅客機墜落もテロの可能性が高そうだから
もはや、単なるテロではなく戦争と言った方がよい気がする。

戦争の形が変貌したのだ。

昨日は、例のISの死刑執行人が、ピーポイント攻撃により死亡したという報道があった。
もはや総力戦が主流となる戦争は、ないのかもしれない。

イスラム教が悪いわけではではない。
今NHKで始まった新映像の世紀に注目している。
中東の問題は第一次世界大戦が契機となっており、
中東の混乱を招いたのは
元はと言えば欧米の責任だ。

追い打ちをかけたのはリーマンショックだ。
世界的な経済の混乱は、弱小国や貧困層の人々に重くのしかかる。
これだって欧米の責任だ。

アラブの春も元はと言えば、食べるに窮した人々がやむにやまれず起こしたことだろう。

座して死を待つよりはと言う気持ちも強いのではないかと思う。
孔子も衣食足りて礼節を知ると言っているではないか、
なんとか食べられれば、わざわざ危険な非日常の世界は選ばない。

貧困こそが最大の問題だ。

まんがパレスチナ問題は端的にそのへんの問題を解説してくれている。
8月にはまた、続まんがパレスチナ問題が発行された。
日本人には分かりづらい、中東問題を懇切丁寧に説明してくれている。
とても気に入っている本だ。

本当は、韓国や、中国などについても、
冷静に解説する、分かりやすい良書があればと思う。



老人介護に思う

2015-09-13 21:32:34 | 主張 感想
介護ノイローゼによる、殺人や虐待などの報道を見るにつけ
なんとも悲しいことだと思う。
手を下してしまった介護者の中には、
目の前の現実から逃げることなく
必死に介護をしていた人も多かっと思う。

人間そんなに聖人君子ばかりでもない
若い人の病気やケガとは違い
老人介護は、いくら努力をしても、
じわじわと悪い方向へと進行していくばかりなので、
虚しさばかりがつのることもあるかと思う。

経済的に追い詰められる人もいるだろう
そんなつらい状況のなか、
日々、もくもくと介護をこなすのは
人にもよるかもしれないが、
一種の悟りにも似た境地が必要なのかもしれない。

私の職場にも、親の介護の問題に直面している人は多い。
かくいう私も例外ではない。
幸いなことに私には兄弟が多く、
一人で介護の問題を抱え込むことはない。
兄弟で協力して親の面倒を見ている。

介護は世間から賞賛されることもなく
いくら努力をしても報われることもないので、
陰にこもってしまいがちだ。

この頃思う。
かつてのテレビのヒーロー達は、悪を倒し
世の中を平和にした。
月光仮面のおじさん
快傑ハリマオ
ウルトラマン
彼らはヒーローの象徴ではあったが、
本当のヒーローは
世間から認められることがなくとも
自分の正義を貫き
自分以外の者の為に尽くす人だ。

困っているものを見捨てない
正義の心だ。

介護に関わる者は、
独りよがりでもいい
自分は正義の味方だと
心の中で思うことだ。
そしてそんな自分を大いに褒めたたえるべきだ。
「よくやった」
「すごい」
「たいしたものだ」

人間どこか、誇りに思うことがないと
つらい現実を乗り切ることはできないのではないかと思う。

南極物語

2014-12-14 22:32:15 | 主張 感想
録画しておいた南極物語を見る。
目的は高倉健ではなく
南極越冬隊員であったNさんを見るためだ。

山のクラブの同期だったNには
南極観測隊の第一次越冬隊員であった偉大な叔父さんがいた。
普段の彼は、そんなことはおくびにも出さなかったのだが、
南極物語が封切られると、
Nはそのことを少しだけ自慢した。

登山界にも大きな足跡をのこしたNさんだが
やはり第一次南極越冬隊のインパクトは大きい。
残念ながら今では、Nさんも、私の同期のNもすでに亡くなってしまったのだが
Nが生きていたならば、私の休日の過ごし方も
今とは少し違うものになっていたかもしれない。
(いきなり小さな話になって恐縮)


艦むすとプラモデル

2014-05-10 11:40:13 | 主張 感想

プラモデルを買う若い人が増えているという。
しかも帝国海軍の軍艦のプラモデルが売れているそうだ。

ウーン、ついにプラモデル好きの若い世代が現れたか。
昔のプラモデル世代のおじさんとしては嬉しいが、
理由は「艦むす」という、ネットゲームの影響であるという。

「鑑むす」というというのは旧日本海軍の軍艦を萌え系の女の子に擬人化した、
とっぴょうしもないキャラクターだ。(機関車トーマスのようなものか?)
詳しいことは、よくわからないので興味のある方はネットで調べてもらいたい。

大和や長門、空母赤城、といったメジャーな軍艦から、
マイナーな駆逐艦や潜水艦まで揃っている堂々たる布陣だ。

びっくりな内容だが、今のネット社会の現れなのだろう。
調べたら各軍艦の艦歴など、
かなりマニアックな情報まで盛り込まれている。

昔の海軍の軍人さんが見たら激怒しそうな気もするが、
そういったうるさ方も今はもういないのでだいじょうぶなのだろう。
内容はともかく、
最近の若者に戦争のことを少しでも知るきっかけになればと思う。


中学校の絶対評価の危うさ

2014-03-06 09:54:05 | 主張 感想
横浜の公立中学校の評価方法は、絶対評価だ。
われわれのころは相対評価で、
テストの点を主にして評価していたと思う。
体育だって100m何秒で走ったとか、バレーボールのスパイクがすばらしいとか、
実技が主体の評価だった。
今は実技が劣っていても、日ごろの態度や筆記試験の成績が良ければ5の評価が付くようだ。
勉強は出来なくとも、体育ならクラスで1番というような昔のわんぱく小僧の立つ瀬がない。

一番大きな問題は先生の主観による評価の部分が大きくなったことだ。
いったい一人の先生が、
多くの生徒達に対して公平な評価を下すことが可能なのだろうか。

一度レッテルを貼られてしまうと容易にそこから抜け出せなくなる。
人のイメージとはそんなものだ。
また、人には相性というものがある。
一癖あるような生徒は、どうしても合う先生、合わない先生というのがはっきり分かれる。
本来個性の強い生徒の方が人としては面白いと思うのだが、そういう生徒は現在のシステムでは不利だ。
ひたすら、先生に対して良い子をアピールすることのできる子だけが成績優秀となるのか、
まるで営業のようだ。
親も生徒もそんなところばかりを気にしている。
生徒会長や、各種の役どころが取り合いになるというのも、われわれのころとは、
隔世の感がある。

思春期の子供の中には根暗な子がいたり、神経質な子がいたりするのが当たり前だと思うのだが、
それが積極性がないとか、反抗的だとか、先生の主観だけで評価されてしまうのには違和感がある。
もっと生徒の多様性が認められる評価になってほしい。

むしろ絶対評価は、普段の努力がテストの成績として現れなかった生徒や、
点数では推し量れないユニークな生徒を押し上げる為に使ってもらいたいものだ。