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人生アラカルト

どうせ過ごすなら楽しくね。

独居老人を襲った”金縛り”2日間

2016-12-14 09:31:04 | 80はミステリーゾーン
「あれが限度だったんかな」テニスの練習の
後、手足が動かなくなった。

左手があるからいいや、右足がまだ動くから
いいや、の問題ではなく電気のブレーカーが
ぽんと飛んだ状態で、なにも出来なくなった。

独居老人はこんなこともあろうかと、携帯を
確認(最終、口が動けばなんとかなる)、食
料は1週間分備えてある。

こんな場合、整形外科へ行けばいいのだが、
これまでの経験から、数日たてば治ってしま
うことが分かっていたので、時間が過ぎるの
を待つことにした。また、病院へ行くまでが
だれかに手助けしてもらわなければならない、
そいつは面倒だし。

ネットで「家政婦」を探してみる。京都市内
でも多くの事業所があった。老人相手の「お
しゃべり」の仕事もあったりして、仕事内容
も豊富のようだ。

値段は月3,4回で3~5万円。ふーん、そ
んなもんか。他人の手で掃除してもらうと、
きれいになるだろうけれど・・

そうそう、がんで入院が分かった時、介護保
険を申請したが、入院中の私の動作を見て許
可がおりなかった。「ご自分でできます」と
却下されたことがあったっけ。

娘に電話したら、とにかく温めるといってた。
そこで、溺れないようお湯を少なくして風呂に
入った。


湯舟に入ると同時に宅急便が来て困ったが。
宅急便は富山の妹からで、自ら漬けた「かぶ
ら寿司」だった。これを待っていた。そして、
ご飯と共に食べる。うまかった。生き返った。

翌朝、思っていた通りに手足が動きだした。