京都の北、鷹峰は秋色帯びて

久しぶりに車を走らせ、鷹峰（たかがみね）へ行った。この季節、観光客
はまばらであった。それでも光悦寺の広葉樹はほんのり薄化粧、源光庵の
ススキは勢いよく背を伸ばしていた。

源光庵は660年前に創建、後に曹洞宗として今にいたる。

本堂に「悟りの窓」＝左、と「迷いの窓」がある。
いずれも紅葉の時は窓一面、真っ赤に染まるそうだ。

枯山水の北山を借景とし、四季を通じて趣がある。


光悦寺は、徳川家康に与えられた鷹峰の地に本阿弥光悦が種々の
工芸を広めたとされる。

趣のある鐘楼。時報なので搗かないでください、とあった。

寂びた庭園にはいくつかの茶席が建っている。

庭から見た鷹峰。

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