シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

とにもかくにも歯が命・・「キャスト・アウェイ」

2006-09-23 20:05:31 | Weblog
2000年ロバート・ゼメキス監督作「キャスト・アウェイ」

Fedexのやり手営業マンのトム・ハンクスは「時は金なり!とにかく急げ!」の一言につきる人生を送っている。

恋人ヘレン・ハントとはラブラブだが、双方忙しく結婚のタイミングがね~~

そんなトムがいつものように出張に行くことに。ヘレンに見送られ空港から会社の運送用飛行機に乗りこむトム。にこやかに手を振って、その旅が運命のフライトになるなど、これっぽちも考えることなく・・

この映画は、飛行機がクラッシュ、トムひとりが生き残り、無人島に流れ着いてからの数年間の暮らしを描いている。

無人島暮らしの「火をおこすこと」「水を確保すること」のすごさ・・
そして、気が狂いそうな孤独を、ひとりの「友人」を得ることで何とか和らげる。

この「友人」とのやりとりが一番好きです!

しばらくうちでは「ウィルソ~~ン!!」っていう呼びかけがはやった。

この出張に出かける前に歯の痛みを訴えていたトムだけど、孤島でどんどん悪化、もう抜くしかない・・てんで、歯に糸みたいなのを巻いて「い~~ち、に~~、さ~~ん」で自力で引っこ抜く。いってえええええ

やっぱり歯は治しておくべきですね!

4年後ってことで時間の経過とともに体重を大きく減らしたトムが映ったとき、「ほ~~~」人間、ここまで痩せられるのね、25キロ減らしたらしいよ。

ある日、彼はついにいかだで外海へと漕ぎ出すが、そのときに「友人」を失ってしまう。

「ウィルソ~~~ン、すまない!!助けられなかった、ごめんよ~~ウィルソン!!」」と号泣するトム、このシーンは「大泣き」派と「大笑い」派に分かれたようですね。

私は、泣きながら笑った・・かな。

救出された後は、いささかかったるい進行になった感じがするかな。彼がパーティーでの食べ物の味にオエっとなるシーンは笑えたけど。

とにかく144分と割と尺の長い作品を、ほとんどトムひとりだけの演技で見せてしまう。その画面に引きつけ続ける力、本当にすごい役者さんですね。














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