シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

画像が見つかりませんでした・・「ベン」

2006-09-10 20:00:50 | Weblog
72年フィル・カールソン監督作「ベン」

大ヒットした動物パニック系ホラー映画「ウイラード」の続編。ふたつとも劇場で鑑賞。

画像は「ウイラード」の方、こちらは以前記事アップしています。

ウイラードという青年が飼いならしたネズミのベン、ウイラードの裏切りに怒り爆発したベンが仲間とともに彼を殺害、「友達だったのに!!」というウイラードの絶叫にて映画はエンド。

その後、この黒ネズミのベンは病弱な少年(リー・ハーコート・モンゴメリー)と出会います。確かこの子は心臓疾患だったと思う。

ネズミは大変賢い生き物で、しかも繁殖力もすごい。明け方の渋谷の109前を猫がダダダと横断しているなと思ったら、ネズミだったという話を聞いたことがある。エサがよいので、巨大化したらしい。

「ウイラード」がホラー色が強かったのに対して、この「ベン」は少年とベンの友情に重きをおいており、ファミリー色を強くして最後はウルルンで終わらせています。

仲間を従え、人間を襲ったベンのグループは炎で焼き殺される作戦により全滅、ベンも大ヤケド。ベンが殺されてしまったと思い、ひとり自室で涙にくれていた少年、バタっという物音がして振り返るとそこには瀕死の重傷を負ったベンが息も絶え絶えの状態で倒れていました。

少年は「死なないで、ベン」と手当てを始める・・そこにあのマイケル・ジャクソンの「ベンのテーマ」が!

何て素晴らしいきれいな声!大感動してドーナツ版のサントラを購入。
ジャケ写のマイコーはまだ黒人の顔のまんまでかわいいの~~

この時点でマイコーの未来が、そして彼の鼻の形があのような形になろうとは、誰も知る由もないのであった・・

でも、ラストの展開とこのマイコーの歌で「ベン」は感動のエンディング、シンプルながらも、かわいい作品として記憶の棚に入ったのであった。