シネマトリックス

面白かった映画、つまらなかった映画、見なかった映画は空想で・・今はたまののんびり更新です。

どうしたんだろ、私・・「ホテル・ルワンダ」

2006-09-02 23:22:23 | Weblog
04年の「ホテル・ルワンダ」はそのシリアスな題材ゆえ、日本での劇場公開は予定されていなかったんだそうだ。

でもアメリカでの情報から「この映画は見るべき」という人々の署名で劇場公開が実現。最近DVDにもなりました。

ちょこっと知っていたくらいのこの作品、今日テレビの「王様のブランチ」で紹介されているのを見たとき、「えええええ」ってくらいショックを受け、涙が後から後から出てきて止まらなくなった。

どうしちゃったんだ!あたいは!泣きが止まらないだお~~

アフリカのルワンダで民族間の争いがあり、たくさんの人が虐殺された。たった12年前の出来事。

「アフリカのシンドラーのリスト」というコピーは確かにそうなんだろうけど、本当に自分がこの状況にいたら何が出来るのだろう?

地獄にいるような恐怖感、絶望感・・ちょっとした日常での自分のへこみなど、道端のゴミのように思えてくる。

これは・・苦しいが本編を見なきゃでしょ。

ジャン・レノとかも出ているだって。

「下妻物語」でレディースの親分、小池栄子が「みんな、痛いんだよ、何か背負ってるんだよ、だから泣くことは恥ずかしいことじゃない、でもな、女は人前で泣いちゃいけないんだよ、同情されちまうからな!」とおっしゃっていました。

ほんと、みな何かを背負っているよね。
苦悩は比較できないけど、この「ホテル・ルワンダ」のような状況を「大変そうだね~~」と言いながら、「でもやっぱり私の悩みが大変」と自分の痛みが世界一と思い続けるか・・

とにかく見てみよっと